ひとりでさまよっていた老犬...盲目で耳も聞こえず、明かされた「あまりに悲しい真実」とは
Blind and Deaf Senior Dog Found on Street, Microchip Reveals Shocking Truth
警察がクララを検査したところ、マイクロチップが埋め込まれていることが判明。その情報からフォートローダーデールに住む飼い主が特定された。
しかし、そこで判明した事実はあまりにも残酷だった。飼い主は「去年の5月から行方不明だった」と説明したものの、再会を望むどころか「もう引き取るつもりはない」と告げたという。
そこで登場したのが、元警察情報官であり現在は保護活動を行うグッドウィン氏だった。
「今の時代、犬の遺棄は本当に多いんです」と彼女は語る。
「私たちはペンブローク・パインズ警察と連携して、迷子になった犬や捨てられた犬たちが新しい家に迎えられるようサポートしています。虐待を受けた犬の保護や治療も行っており、刑事事件が解決するまで世話を続けています」
クララの状態と刑事調査の経緯を考慮し、「見捨てるという選択肢はなかった」とグッドウィン氏は言う。そして彼女は、地元で唯一の「殺処分ゼロ」の保護施設である「Abandoned Pet Rescue(APR)」に連絡を取った。
APRの施設長カラ・スタージック氏によれば、最初にクララを見つけた「善意の市民」がいなければ、彼女は「おそらく命を落としていただろう」と語る。
「クララは脱水症状と飢餓状態にあり、ノミと寄生虫にも苦しんでいました。目は腫れて開かず、体は感染症と闘っていたんです。彼女は盲目で、車にひかれていた可能性もあった。でも、運よく見つけてもらえたんです」