海辺に落ちていた「不思議な棒」の「正体」とは...不思議な形が気になり、ネットに写真をアップ
Dog brings "stick" to owner on beach—shock as he realizes what it is
「博物館に展示してもらえれば素晴らしいこと」
レディットに写真を投稿したところ大きな反響があり、何百件もの「いいね」がついて何十件ものコメントが寄せられたという。「みんな色々なことを言ってきた。ナマケモノの爪、サメの歯、さらには翼竜の足の指だという人もいた」とタマス。だが最終的には、動物考古学者から答えを得ることができたという。
この専門家によれば、謎の棒のようなものは「化石化した角で、おそらく2万5000年から10万年前の最終氷期極大期に生息していたヨーロッパバイソンのものだろう」ということだった。
最終氷期極大期には地球の表面の8%が氷で覆われ、海面は現在よりも約125メートル低かったとされている。最終氷期極大期は約1万9000年前に終わり、その後約8000年にわたって気温の上昇と氷の融解が続いた。
タマスはまた、オランダ最大の自然史博物館であるナチュラリス生物多様性センターにも写真を送って確認を依頼したと述べ、同センターが関心を持ってくれれば「博物館に展示してもらえれば素晴らしいことだと思う」と語った。「そうでなければ木で小さな台座を作って自分の部屋に飾ろうと思っている」
レディットユーザーたちはこの発見に感銘を受けたようで、あるユーザーは次のように書き込んだ。「ステップバイソンの角みたいに見える。底引き網漁が禁止される前は、ドッガーバンクでトロール漁船がよくステップバイソンの骨を見つけていた。今でもヨーロッパ北部やイギリス東部のビーチには骨が打ち上げられることがある」
「脊椎や脚の骨は何度か見たことがあるけれど、角は数回しか見たことがない。クールな発見だね」
タマスは本誌にこう語った。「うちの犬のお手柄だね。めちゃくちゃクールな発見だった!」

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