グループチャットの全公開で軍事機密漏洩が証明されてもシラを切り、逆に告発記事をフェイク呼ばわりするトランプ政権
Jeffrey Goldberg Releases More Trump Admin Signal Messages
この一件で、トランプ政権高官の機密情報の扱いに重大な疑義が生じた。議会と国民に対して自分たちが犯した過ちを率直に認め、説明責任を果たせるかどうかが問われている。
ヘグセスは、F18とドローンによる第2波の攻撃のタイミングなども共有していた。その後ウォルツは、イエメンの首都サヌアと思われる攻撃地点の様子をリアルタイムで伝えた。
「建物が崩壊。複数の人物を確認できた」と、ウォルツは報告していた。「我々の第一のターゲットであるフーシ派のミサイル部門のトップは、愛人のいる建物に入った。その建物が今、崩れ落ちた」
ヘグセスは25日、他の高官らと同様アトランティック誌を批判し、グループチャットでは戦闘機の話などしていないし、機密情報は共有されていないと主張した。ホワイトハウスも同じ見解を発表した。
タルシー・ギャバード米国家情報長官とジョン・ラトクリフCIA長官も安全性が損なわれたシグナルのチャットに参加していた。米上院情報委員会は25日にこの2人を召喚し、通信内容について問いただした。
「シグナルでは、機密情報は一切共有されていない」と、ギャバードは断言した。