最新記事
ウクライナ戦争

ロケット弾直撃で次々に爆発、ロシア軍ヘリ4機が「破壊」される衝撃の瞬間...ウクライナ特殊部隊がHIMARSで攻撃

HIMARS Strike on Russian Air Base Destroys Four Helicopters: Video

2025年3月26日(水)06時40分
エリー・クック
Ka-52

ロシア空軍のヘリコプター「Ka-52」(2021年7月25日、モスクワ州ジュコーフスキー) aarrows-Shutterstock

<ウクライナの特殊部隊は「共同作戦」によって、ロシア・ベルゴロド州でKa-52ヘリコプターとMi-8ヘリコプター各2機を破壊したと発表>

ウクライナ軍特殊部隊は3月24日、米国供与の高機動ロケット砲システム「HIMARS」から発射された誘導ロケット弾により、ロシア・ベルゴロド州でヘリコプター4機を「破壊」したと発表した。

【動画】ロケット弾直撃で次々に爆発...ウクライナ特殊部隊のHIMARS攻撃でロシア軍ヘリ4機が「破壊」される瞬間

本誌はロシア国防省に電子メールでコメントを求めている。

ロシアは25日、ウクライナがベルゴロド州西部の国境地域で攻撃を試みたと説明した。ロシア側の説明によると、これはベルゴロド州に隣接するクルスク州で、残された陣地に対するウクライナの支配力が弱まっているためだという。

ロシアの著名な軍事ブロガーは23日、ロシアが依然として同地域に部隊を再配置していると報告。ウクライナ軍がロシア軍の戦力を「引き延ばしている」と指摘した。このブロガーは24日、ウクライナのスームィ(スームィ州の州都)に隣接するベルゴロド州のデミドフカ村で両軍の衝突が起きたと報告した。

航空機やヘリコプターといったロシアの資産を標的にすることで、ウクライナはロシア軍の偵察能力や空中攻撃、部隊移動能力を削ぐことを狙っている。

ウクライナの特殊部隊は、ベルゴロド州の「敵陣後方」で、HIMARSを使用してロシアのヘリコプター4機を「攻撃し、破壊」したと発表した。

情報機関、ロケット砲部隊、砲兵隊との共同作戦により、ロシアのKa-52ヘリコプターとMi-8ヘリコプター各2機を破壊したと同部隊は述べた。

ビジネス
栄養価の高い「どじょう」を休耕田で養殖し、来たるべき日本の食糧危機に立ち向かう
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

焦点:アサド氏逃亡劇の内幕、現金や機密情報を秘密裏

ワールド

米、クリミアのロシア領認定の用意 ウクライナ和平で

ワールド

トランプ氏、ウクライナ和平仲介撤退の可能性明言 進

ビジネス

トランプ氏が解任「検討中」とNEC委員長、強まるF
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプショック
特集:トランプショック
2025年4月22日号(4/15発売)

大規模関税発表の直後に90日間の猶予を宣言。世界経済を揺さぶるトランプの真意は?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    しゃがんだ瞬間...「えっ全部見えてる?」ジムで遭遇した「透けレギンス」投稿にネット騒然
  • 2
    【クイズ】売上高が世界1位の「半導体ベンダー」はどこ? ついに首位交代!
  • 3
    【クイズ】世界で最も「半導体の工場」が多い国どこ? 1位は意外にも...!?
  • 4
    【渡航注意】今のアメリカでうっかり捕まれば、裁判…
  • 5
    「2つの顔」を持つ白色矮星を新たに発見!磁場が作る…
  • 6
    300マイル走破で足がこうなる...ウルトラランナーの…
  • 7
    今のアメリカは「文革期の中国」と同じ...中国人すら…
  • 8
    「100歳まで食・酒を楽しもう」肝機能が復活! 脂肪…
  • 9
    トランプ関税 90日後の世界──不透明な中でも見えてき…
  • 10
    米経済への悪影響も大きい「トランプ関税」...なぜ、…
  • 1
    間食はなぜ「ナッツ一択」なのか?...がん・心疾患・抜け毛の予防にも役立つ可能性【最新研究】
  • 2
    【クイズ】世界で最も「半導体の工場」が多い国どこ? 1位は意外にも...!?
  • 3
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最強” になる「超短い一言」
  • 4
    あなたには「この印」ある? 特定の世代は「腕に同じ…
  • 5
    パニック発作の原因とは何か?...「あなたは病気では…
  • 6
    しゃがんだ瞬間...「えっ全部見えてる?」ジムで遭遇…
  • 7
    中国はアメリカとの貿易戦争に勝てない...理由はトラ…
  • 8
    北朝鮮兵の親たち、息子の「ロシア送り」を阻止する…
  • 9
    動揺を見せない習近平...貿易戦争の準備ができている…
  • 10
    【渡航注意】今のアメリカでうっかり捕まれば、裁判…
  • 1
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大爆発する機体の「背後」に映っていたのは?
  • 2
    【話題の写真】高速列車で前席のカップルが「最悪の行為」に及ぶ...インド人男性の撮影した「衝撃写真」にネット震撼【画像】
  • 3
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山ダムから有毒の水が流出...惨状伝える映像
  • 4
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛…
  • 5
    「今まで食べた中で1番おいしいステーキ...」ドジャ…
  • 6
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった.…
  • 7
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 8
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最…
  • 9
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き…
  • 10
    「低炭水化物ダイエット」で豆類はNG...体重が増えな…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中