最新記事
情報公開

トランプ大統領が「ケネディ元大統領暗殺関連文書」を公開...「あなた方が自身で判断することになる」

2025年3月19日(水)14時09分
ケネディ元大統領の像

3月18日、トランプ米大統領は、1963年のケネディ元大統領暗殺に関する文書を公開した。ボストンで撮影(2025年 ロイター/Brian Snyder)

トランプ米大統領は18日、1963年のケネディ元大統領暗殺に関する文書を公開した。テキサス州で起きた衝撃的な事件について透明性を高めるという選挙公約を果たす。

トランプ氏は記者団に対し、公開される文書は約8万ページに上るとし、「大量の資料だ。あなた方が自身で判断することになる」と述べた。


 

国立公文書館のウェブサイトには文書の電子コピーが大量に掲載され始めた。

「機密」と書かれたメモのPDFも含まれており、これは事件の調査委員会が1964年に、ソ連の女性と米国人男性の結婚について国務省と中央情報局(CIA)が提供した資料の矛盾を巡り、CIAの職員に聞き取りを行った際のものだった。

これらの文書は、犯人とされる元海兵隊員リー・ハービー・オズワルドがケネディ氏を暗殺するために1962年にソ連から出国したなどとする、さまざまな陰謀説に言及している。

オズワルドとソ連のつながりを重要視していない文書もある。

また、1991年11月の文書は、旧ソ連の国家保安委員会(KGB)当局者とモスクワでオズワルドについて話したとする米国人教授の報告に言及。この報告によると、KGB当局者はオズワルドがKGBの諜報員ではなかったという確信を示したという。

SDGs
使うほど脱炭素に貢献?...日建ハウジングシステムが「竹建築」の可能性に挑む理由
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

ユニセフ、26年度予算は24年から2割減と想定 米

ワールド

米コロナワクチン追加接種限定を議論、諮問委が第2次

ビジネス

ガソリンなどほぼ全ての製品コスト低下、トランプ氏が

ビジネス

米のステーブルコイン政策、ユーロにとって関税より危
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプショック
特集:トランプショック
2025年4月22日号(4/15発売)

大規模関税発表の直後に90日間の猶予を宣言。世界経済を揺さぶるトランプの真意は?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    パニック発作の原因とは何か?...「あなたは病気ではない」
  • 2
    間食はなぜ「ナッツ一択」なのか?...がん・心疾患・抜け毛の予防にも役立つ可能性【最新研究】
  • 3
    あなたには「この印」ある? 特定の世代は「腕に同じ印がある」説が話題...「インディゴチルドレン?」
  • 4
    NASAが監視する直径150メートル超えの「潜在的に危険…
  • 5
    【クイズ】世界で2番目に「話者の多い言語」は?
  • 6
    中国はアメリカとの貿易戦争に勝てない...理由はトラ…
  • 7
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最…
  • 8
    「世界で最も嫌われている国」ランキングを発表...日…
  • 9
    動揺を見せない習近平...貿易戦争の準備ができている…
  • 10
    そんなにむしって大丈夫? 昼寝中の猫から毛を「引…
  • 1
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最強” になる「超短い一言」
  • 2
    間食はなぜ「ナッツ一択」なのか?...がん・心疾患・抜け毛の予防にも役立つ可能性【最新研究】
  • 3
    北朝鮮兵の親たち、息子の「ロシア送り」を阻止するための戦い...膨れ上がった「腐敗」の実態
  • 4
    クレオパトラの墓をついに発見? 発掘調査を率いた…
  • 5
    「ただ愛する男性と一緒にいたいだけ!」77歳になっ…
  • 6
    投資の神様ウォーレン・バフェットが世界株安に勝っ…
  • 7
    コメ不足なのに「減反」をやめようとしない理由...政治…
  • 8
    まもなく日本を襲う「身寄りのない高齢者」の爆発的…
  • 9
    あなたには「この印」ある? 特定の世代は「腕に同じ…
  • 10
    中国はアメリカとの貿易戦争に勝てない...理由はトラ…
  • 1
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大爆発する機体の「背後」に映っていたのは?
  • 2
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛ばす」理由とは?
  • 3
    【話題の写真】高速列車で前席のカップルが「最悪の行為」に及ぶ...インド人男性の撮影した「衝撃写真」にネット震撼【画像】
  • 4
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山…
  • 5
    「今まで食べた中で1番おいしいステーキ...」ドジャ…
  • 6
    市販薬が一部の「がんの転移」を防ぐ可能性【最新研…
  • 7
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった.…
  • 8
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 9
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き…
  • 10
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中