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フランス

「自由の女神を返せ」と言ったフランスの政治家にトランプ政権が「らしい」反撃

White House Reacts to French Lawmaker Who Wants the Statue of Liberty Back

2025年3月18日(火)18時15分
ゲイブ・ウィスナント、ソナム・シェス
ホワイトハウスのキャロライン・レビット報道官

反論もトランプ流、ホワイトハウスのキャロライン・レビット報道官(3月17日、ホワイトハウス) © Andrew Leyden/ZUMA Press Wire

<「フランス人が今ドイツ語を話していないのは誰のおかげだ」と、ホワイトハウスの報道官>

フランスの政治家が「アメリカは、自由の女神像をフランスに返還すべきだ」と発言し、ホワイトハウスのキャロライン・レビット報道官が3月17日、噛みついた。

フランス選出の欧州議会議員で、社会民主進歩同盟に所属するラファエル・グリュックスクマン議員は3月16日の党大会で、アメリカはもはやこの像を所有するに値しないと発言した。

ニューヨーク港のリバティ島に立つ自由の女神像は、1876年のアメリカ独立を記念してフランスで作られ、140年ほど前に贈呈されたものだ。

AFP通信によると、グリュックスマンの発言はこうだ。「暴君の側につくことを選んだアメリカ人たち、科学の自由を求める研究者を解雇したアメリカ人たちには、われわれは告げよう。『自由の女神を我々に返せ』と」

ここで言及しているのは、ドナルド・トランプ大統領と政府効率化省(DOGE)を率いるイーロン・マスクが、連邦政府職員のリストラを進めている件だ。大量解雇された職員の中には、科学者も含まれている。

「我々は贈り物としてこの像を提供した。だがアメリカ人はこの像を嫌悪しているようだ。そうであれば、故郷に戻ったほうが良いだろう」と、グリュックスマンは続けた。

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