ロシア西部の「Su25戦闘機」工場にウクライナ軍ドローン攻撃...工場は炎上、「撃墜の瞬間」映像も拡散
Russian Su-25 jet factory in flames after massive drone strike
ロシア側は攻撃を阻止して「犠牲者はいない」と強調
ウクライナ国家安全保障国防会議の傘下にある「偽情報対策センター」のアンドリー・コバレンコ所長は今回の攻撃について、スモレンスク航空工場を狙ったものだと認め、同工場はロシア国防省とつながりがあり、ロシア軍の航空機に部品を供給していると指摘した。
ロシアの独立系ジャーナリストが運営するテレグラムチャンネル「アストラ」は、ウクライナ軍によるドローン攻撃の後、同工場で火災が発生したと伝え、火災の様子を捉えたとされる動画を公開した。本誌はこの映像の撮影時期や場所について、独自に確認することはできなかった。
コバレンコは21日、テレグラムへの投稿で「スモレンスク航空工場が攻撃を受けた。軍用機、中でもSu25戦闘攻撃機の製造と近代化に関与している工場だ」と述べ、さらにこう続けた。
「同工場は航空設備の総点検や保守管理も行っており、この施設のおかげでロシアは旧式の航空モデルの戦闘能力を維持することができている」
「スモレンスク航空工場はロシア防衛産業の基盤を支えるその他の企業と密接につながっており、部品の供給や現代的な航空機システムの開発に関与している。このような工場を攻撃することで、ロシアが自国の航空機を戦闘可能な状態に保つ能力を破壊することになる」