最新記事
ウクライナ戦争

装甲車がロシア兵を轢く決定的瞬間...戦場での衝撃映像に「弾薬が尽きていた」とウクライナ軍

WATCH: Ukraine's AFV Stryker With No Ammo Left Chases Down Russian Troops

2025年1月8日(水)21時10分
エリー・クック
ストライカー装甲車

ストライカー装甲車(写真は3Dイラスト) Mike Mareen-Shutterstock

<雪に覆われたクルスク州の戦場で、逃げるロシア兵を執拗に追い回す米国供与のストライカー装甲車>

ウクライナ空中機動軍(空挺軍)が新たに公開した動画には、ウクライナの兵士たちが、弾薬を使い果たした後、乗っていた米国供与のストライカー(Stryker)装甲車でロシア兵を轢いたとみられるシーンが映っている。

【動画】閲覧注意:雪の戦場で装甲車から逃げるロシア兵が轢かれる衝撃シーン

空中機動軍は今月6日、短い映像をテレグラムで共有した。ロシア西部のクルスク州で、ストライカーに乗ったウクライナの兵士たちが、ロシア兵たちを追走しているとする内容だ。

本誌はこの動画を独自に検証できておらず、ロシア国防省にメールでコメントを求めている。

ウクライナは昨年8月、突然国境を越えてロシアに侵攻。それ以来ロシアは、クルスク州でもウクライナと戦ってきた。ロシアは領土奪還のために戦い続けているが、ウクライナは依然として掌握した領土の約半分を支配下に置いている。

ロシア国防省とロシアの有力な軍事ブロガーたちは5日、ウクライナは昨年8月に占領したクルスク州の国境の町スジャ(Sudzha)の北東で、新たな軍事作戦を開始したと一斉に報告した。ウクライナの高官も新たな攻撃をほのめかしたが、ウクライナ軍は同州での新たな動きを公式には報告していない。

スコッチウイスキー
日本酒カスクでフィニッシュした、ウイスキーの枠を超える「シーバスリーガル 匠リザーブ 12年」とは?
あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

24年の米企業採用、9年ぶり低水準 人員削減はコロ

ワールド

カーター氏の国葬始まる、バイデン・トランプ氏ら歴代

ビジネス

英企業、税負担増加後に値上げや人員削減を計画=英中

ワールド

レバノン新大統領に軍司令官、米などが支援 ヒズボラ
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:中国の宇宙軍拡
特集:中国の宇宙軍拡
2025年1月14日号(1/ 7発売)

軍事・民間で宇宙覇権を狙う習近平政権。その静かな第一歩が南米チリから始まった

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「涙止まらん...」トリミングの結果、何の動物か分からなくなったペットの姿にネット爆笑【2024年の衝撃記事 5選】
  • 2
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるようになる!筋トレよりもずっと効果的な「たった30秒の体操」
  • 3
    装甲車がロシア兵を轢く決定的瞬間...戦場での衝撃映像に「弾薬が尽きていた」とウクライナ軍
  • 4
    「戦死証明書」を渡され...ロシアで戦死した北朝鮮兵…
  • 5
    仮想通貨が「人類の繁栄と自由のカギ」だというペテ…
  • 6
    「ポケモンGO」は中国のスパイ? CIAの道具?...大人…
  • 7
    いち早く動いたソフトバンク...国内から「富の流出」…
  • 8
    トランプさん、グリーンランドは地図ほど大きくない…
  • 9
    中国でインフルエンザ様の未知のウイルス「HMPV」流…
  • 10
    大河ドラマ『べらぼう』が10倍面白くなる基礎知識! …
  • 1
    「戦死証明書」を渡され...ロシアで戦死した北朝鮮兵の遺族を待つ運命とは? 手当を受け取るには「秘密保持」が絶対
  • 2
    中国でインフルエンザ様の未知のウイルス「HMPV」流行の懸念
  • 3
    「涙止まらん...」トリミングの結果、何の動物か分からなくなったペットの姿にネット爆笑【2024年の衝撃記事 5選】
  • 4
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 5
    ロシア軍は戦死した北朝鮮兵の「顔を焼いている」──…
  • 6
    ザポリージャ州の「ロシア軍司令部」にHIMARS攻撃...…
  • 7
    「日本製鉄のUSスチール買収は脱炭素に逆行」買収阻…
  • 8
    青学大・原監督と予選落ち大学の選手たちが見せた奇跡…
  • 9
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参…
  • 10
    仮想通貨が「人類の繁栄と自由のカギ」だというペテ…
  • 1
    大腸がんの原因になる食品とは?...がん治療に革命をもたらす可能性も【最新研究】
  • 2
    夜空を切り裂いた「爆発の閃光」...「ロシア北方艦隊」の基地で発生した大爆発を捉えた映像にSNSでは憶測も
  • 3
    インスタント食品が招く「静かな健康危機」...研究が明らかにした現実
  • 4
    ロシア軍は戦死した北朝鮮兵の「顔を焼いている」──…
  • 5
    TBS日曜劇場が描かなかった坑夫生活...東京ドーム1.3…
  • 6
    「戦死証明書」を渡され...ロシアで戦死した北朝鮮兵…
  • 7
    「腹の底から笑った!」ママの「アダルト」なクリス…
  • 8
    ロシア兵「そそくさとシリア脱出」...ロシアのプレゼ…
  • 9
    ミサイル落下、大爆発の衝撃シーン...ロシアの自走式…
  • 10
    コーヒーを飲むと腸内細菌が育つ...なにを飲み食いす…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中