ウクライナ安全保障、米国抜きでは機能せず=ゼレンスキー大統領
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1月6日、ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシアとの戦争を終結させるための安全保障は米国が提供する場合にのみ有効だという認識を示し、トランプ次期米大統領と就任後早期の会談を望むと表明した。2024年12月、ブリュッセルで撮影(2025年 ロイター/Johanna Geron)
ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシアとの戦争を終結させるための安全保障は米国が提供する場合にのみ有効だという認識を示し、トランプ次期米大統領と就任後早期の会談を望むと表明した。
5日に公開された米国のポッドキャスター、レックス・フリードマン氏とのインタビューで述べた。
ゼレンスキー氏は、トランプ氏がロシアに戦争を終わらせるよう迫ることをウクライナの人々は期待しているとし、米国が北大西洋条約機構(NATO)から脱退すれば、ロシアは欧州で緊張を高めるだろうと語った。
ウクライナのNATO加盟に向けた手続きを呼びかけ、安全保障のない停戦は、ロシアに新たな攻撃の準備時間を与えるだけだという考えを強調した。
ゼレンスキー氏は、トランプ政権下のホワイトハウスが安全保障を提供する上で重要な役割を担っていると指摘。戦争終結には「力による平和」というアプローチが必要という見解でトランプ氏と一致していると述べた。
「米国なしでは安全保障は不可能だ。ロシアの侵略を防ぐことができる安全保障のことだ」と述べ、欧州の同盟国の軍事的な弱さを暗に認めた。
また、ロシアのプーチン大統領は戦争終結に向けた真剣な交渉に関心がなく、戦争をやめて恒久的な和平に同意するよう強制しなければならないだろうと主張した。
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