人が滞在するのは3時間が限界...危険すぎる「放射能の島」の内部を映した映像が話題 「衝撃だった」
Watch man explore deserted bikini island "too radioactive" to live on

Luiz A. Rocha/Shutterstock
<長時間の滞在は危険なため、3時間のみの島の探索を許された男性が内部の様子を紹介。人類の「負の遺産」の現状を見た人たちからは様々な意見が>
各地を旅した時の動画をSNSで公開しているアーティストの男性が太平洋のほぼ中央に位置する島を探索し、その様子を動画で紹介した。ここは「放射線レベルが高すぎる」ため、人類が住むことができない場所。過去に繰り返し核実験が行われた影響で、現在でもほとんど人が訪れることのできない状況が続いている。
■【動画】危険すぎて人類が住めない「放射能の島」の内部...公開された内部映像 「衝撃だった」「悲しい」
島を探索した様子を動画におさめてインターネット上で共有したのは、各地を旅行しながらアーティストとして活動している米アリゾナ州フェニックス出身のカーク・ヘイズ(57)だ。そんな彼が探索したのはマーシャル諸島のビキニ環礁。冷戦期の1946年から1958年にかけてアメリカが核実験を行っていたため、現在も放射線レベルが高い状態にある。
「冷戦時代に育った者として、原子力時代が初期段階から成熟段階に至った場所を実際に見て、それがかかわった人々や環境にどのような影響を及ぼしたのかを確認したかった」と彼は本誌に語り、さらにこう続けた。「島を訪れて厳粛な気持ちになった。ビキニ環礁は信じられないほど美しい場所でありながら、環境にとってはとても有害で、子どもを含むあまりに多くの人が放射能中毒や先天性欠損症に苦しんだ場所でもあるからだ」