最新記事
ウクライナ情勢

ウクライナの逆襲!国境から1000キロ以上離れたロシアの都市の高層ビル上層階に無人機が突入

Ukraine's Drones Wreak Havoc in Russia's BRICS Summit Host City

2024年12月23日(月)16時55分
ブレンダン・コール

テレグラムの「VCHK-OGPU」チャンネルは、集合住宅から火が上がる様子の動画を投稿した。VCHK-OGPUはロシアの治安当局と関係のあるチャンネルを自称している。

地元当局によれば死者は出ていないが、テレグラムの「ショット」というチャンネルは、3人が負傷したと伝えている。主に割れた窓ガラスの破片による切り傷だという。ロシア当局はテロ攻撃として捜査を開始した。

周辺の建物や学校にいた人々は避難した。動画には、大勢の人々が地下鉄の構内に避難している様子が捉られている。

ウクライナ在住でウクライナ支持のアメリカ人「ジェイ・イン・キーウ」はX(旧ツイッター)にこう投稿した。「ウクライナ国境から1000キロメートル離れたところに建つこのビルの15階で非常に重要なことが起きた。ロシアのカザンで、2機のドローンが精密に同じ場所を狙って攻撃を行った」

同じくウクライナを支持する教育関連企業の幹部、ユルゲン・ナウディットはXにこう投稿した。「またもやウクライナのカミカゼUAVが、ロシアのカザンにある21階建ての高層住宅『マンハッタン』の屋根を攻撃した。ウクライナのUAVの航続距離は1000キロを超えた」

自動車
DEFENDERの日本縦断旅がついに最終章! 本土最南端へ──歴史と絶景が織りなす5日間
あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

米関税で景気鈍化とインフレ進行も=JPモルガンCE

ビジネス

欧州株の年末予想を再度引き下げ、「予測意味ない」=

ビジネス

インド政府、輸入車関税の段階下げに前向き 対EU交

ビジネス

台湾中銀、為替安定に必要なら介入へ
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:引きこもるアメリカ
特集:引きこもるアメリカ
2025年4月 8日号(4/ 1発売)

トランプ外交で見捨てられ、ロシアの攻撃リスクにさらされるヨーロッパは日本にとって他人事なのか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ひとりで海にいた犬...首輪に書かれた「ひと言」に世界が感動
  • 2
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった...糖尿病を予防し、がんと闘う効果にも期待が
  • 3
    紅茶をこよなく愛するイギリス人の僕がティーバッグ使い回しをやめるまで
  • 4
    ロシア黒海艦隊をドローン襲撃...防空ミサイルを回避…
  • 5
    フジテレビが中居正広に対し損害賠償を請求すべき理由
  • 6
    ユン韓国大統領がついに罷免、勝利したのは誰なのか?
  • 7
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる…
  • 8
    【クイズ】日本の輸出品で2番目に多いものは何?
  • 9
    「最後の1杯」は何時までならOKか?...コーヒーと睡…
  • 10
    4分の3が未知の「海の底」には何がある? NASAと仏…
  • 1
    ひとりで海にいた犬...首輪に書かれた「ひと言」に世界が感動
  • 2
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった...糖尿病を予防し、がんと闘う効果にも期待が
  • 3
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 4
    自らの醜悪さを晒すだけ...ジブリ風AIイラストに「大…
  • 5
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 6
    8日の予定が286日間に...「長すぎた宇宙旅行」から2…
  • 7
    5万年以上も前の人類最古の「物語の絵」...何が描か…
  • 8
    【クイズ】日本の輸出品で2番目に多いものは何?
  • 9
    「最後の1杯」は何時までならOKか?...コーヒーと睡…
  • 10
    ロシア黒海艦隊をドローン襲撃...防空ミサイルを回避…
  • 1
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大爆発する機体の「背後」に映っていたのは?
  • 2
    ひとりで海にいた犬...首輪に書かれた「ひと言」に世界が感動
  • 3
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛ばす」理由とは?
  • 4
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山…
  • 5
    「今まで食べた中で1番おいしいステーキ...」ドジャ…
  • 6
    市販薬が一部の「がんの転移」を防ぐ可能性【最新研…
  • 7
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦してい…
  • 8
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった.…
  • 9
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 10
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中