妻と作ったポルノビデオをネットで公開した大学総長、解雇に異論あり
What’s Next for the “Porn Chancellor”
そうだね。ABCテレビの報道番組『ナイトライン』が私たちを取り上げたとき、確かミズーリ州の高校教師の女性がオンリーファンズに投稿していたことを理由に、仕事をクビになったと伝えていた。
私たちよりずっと若いその女性は「オンリーファンズで年に200万ドル稼いでいるから大丈夫」と言っていた。あれには驚いた。
──オンリーファンズで年200万ドルの収入を得るのは、60代の人が経験することではないと思うが。
そのとおり。そんなことは全く望んでいない。私たちがビデオ制作を始めたのは、言論の自由について実験したかったからだ。そしてあの大学が、公にしている立場を守るかどうかを確かめたかったからだ。今、あの大学がそうではないことが分かった。
──あなたは、ビデオをオンラインで公開し始めた理由の1つは言論の自由への関心だと言っていた。この学術的な議論に自分の生活を懸けるのは、冒険だと思える。リスクを冒さなければよかったと思っている?
やってよかったと思う。私はアカデミズムの世界に、スピーチとコミュニケーションの教授として入った。私はジャーナリズムの学位も持っており、憲法修正第1条が定める言論の自由を心から信じ、それがアメリカを素晴らしい国にしていると思っている。