最新記事
事故

「痛いのだけは分かる」「自分なら泣く」垂直回転アトラクションからスマホ落下...まさかの展開にネット騒然

Incredible Moment Theme Park Worker Catches Phone Falling From Top of Ride

2024年8月20日(火)19時45分
スー・キム
遊園地のアトラクション

(写真はイメージです) C.M.S-Shutterstock

<咄嗟の行動でTikTok上の人気者になった男性だが...>

遊園地でアトラクションの近くに立っていた従業員の男性が、思いがけずTikTok上でヒーローになった。乗り物から落ちてきたあるものを見事にキャッチしたからだ。

【動画】「360度垂直回転アトラクション」からスマホ落下も、まさかの「ファインプレー」にネット興奮

TikTokユーザーの@mamasiiiが8月11日に投稿した動画にその瞬間が記録されている。映像には、360度ぐるりと回転するアトラクションがちょうど逆さまになったときに乗客のもとからスマートフォンが落ちていく様子が映っている。

この動画の再生回数は投稿されて以来、166万回を超えている。動画には次のキャプションが添えられている。「息子の友達は乗り物に乗っている最中にスマートフォンを落としてしまった。そのスマートフォンは下にいた男性の手にちょうど落下した」

男性はキャッチした後、手をはらっているように見える。おそらく落下してきた瞬間に衝撃を感じたためだろう。動画の投稿者は「この瞬間を動画に撮れたのが嬉しくて彼に向かって大声で叫んだ」と綴っている。

世界の遊園地の市場規模は2022年に563億2000万ドル(約8兆2800億円)に達し、2023年から30年にかけては年平均成長率(CAGR)6.2%で成長する見込みだという。これは米サンフランシスコの市場調査ならびにコンサルティング企業「グランドビュー・リサーチ」が報告書で明らかにしたデータだ。報告書にはこうある。「遊園地の独創的な乗り物や宿泊施設、グッズ販売はどの年齢の客層からも人気を集めている」

「その結果、遊園地の来場者は大人も子供も増加し、ターゲットとなる客層の規模が拡大している」と報告書には書かれている。

7月には、シックス・フラッグスとシダー・フェアの合併が完了。統合後の企業価値は80億ドル(約1兆1750億円)となり、「遊園地運営のリーディング企業」として51を超える施設を北米各地で運営していくことになる。

TikTokのユーザーたちは、遊園地でスマートフォンをキャッチした男性の反射神経と、驚くほどの運の良さに感心しきりだ。あるユーザーは「痛いのだけは分かった」とコメント。投稿者もこれを認め、「痛いに決まってる! キャッチした男性は自分の手を見てずっと振っていた」と応答した。

@kamihrtは「なんて運がいいんだ」とコメント。@hamani589も「ものすごくクール」と付け足した。

@1ynn3_は、「自分だったら嬉しくて泣いちゃうね」と投稿。@gw_ckedは「自分なら(スマホを救ってくれた人に)地面にひれ伏して感謝するよ」と述べた。

本誌はTikTokを通じて投稿者にコメントを求めている。また、この動画の信憑性について独自に検証することはできていない。

(翻訳:ガリレオ)

20250225issue_cover150.png
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2025年2月25日号(2月18日発売)は「ウクライナが停戦する日」特集。プーチンとゼレンスキーがトランプの圧力で妥協? 20万人以上が死んだ戦争は本当に終わるのか

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

トランプ関税巡る市場の懸念後退 猶予期間設定で発動

ビジネス

米経済に「スタグフレーション」リスク=セントルイス

ビジネス

金、今年10度目の最高値更新 貿易戦争への懸念で安

ビジネス

アトランタ連銀総裁、年内0.5%利下げ予想 広範な
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:ウクライナが停戦する日
特集:ウクライナが停戦する日
2025年2月25日号(2/18発売)

ゼレンスキーとプーチンがトランプの圧力で妥協? 20万人以上が死んだ戦争が終わる条件は

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    口から入ったマイクロプラスチックの行く先は「脳」だった?...高濃度で含まれる「食べ物」に注意【最新研究】
  • 2
    がん細胞が正常に戻る「分子スイッチ」が発見される【最新研究】
  • 3
    人気も販売台数も凋落...クールなEVテスラ「オワコン化」の理由
  • 4
    ビタミンB1で疲労回復!疲れに効く3つの野菜&腸活に…
  • 5
    【クイズ】世界で1番マイクロプラスチックを「食べて…
  • 6
    飛行中の航空機が空中で発火、大炎上...米テキサスの…
  • 7
    動かないのに筋力アップ? 88歳医大名誉教授が語る「…
  • 8
    ソ連時代の「勝利の旗」掲げるロシア軍車両を次々爆…
  • 9
    トランプ政権の外圧で「欧州経済は回復」、日本経済…
  • 10
    ロシアは既に窮地にある...西側がなぜか「見て見ぬふ…
  • 1
    口から入ったマイクロプラスチックの行く先は「脳」だった?...高濃度で含まれる「食べ物」に注意【最新研究】
  • 2
    戦場に「北朝鮮兵はもういない」とロシア国営テレビ...犠牲者急増で、増援部隊が到着予定と発言
  • 3
    がん細胞が正常に戻る「分子スイッチ」が発見される【最新研究】
  • 4
    動かないのに筋力アップ? 88歳医大名誉教授が語る「…
  • 5
    朝1杯の「バターコーヒー」が老化を遅らせる...細胞…
  • 6
    墜落して爆発、巨大な炎と黒煙が立ち上る衝撃シーン.…
  • 7
    7年後に迫る「小惑星の衝突を防げ」、中国が「地球防…
  • 8
    週に75分の「早歩き」で寿命は2年延びる...スーパー…
  • 9
    「トランプ相互関税」の範囲が広すぎて滅茶苦茶...VA…
  • 10
    人気も販売台数も凋落...クールなEVテスラ「オワコン…
  • 1
    週刊文春は「訂正」を出す必要などなかった
  • 2
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 3
    【一発アウト】税務署が「怪しい!」と思う通帳とは?
  • 4
    有害なティーバッグをどう見分けるか?...研究者のア…
  • 5
    口から入ったマイクロプラスチックの行く先は「脳」…
  • 6
    「健康寿命」を延ばすのは「少食」と「皮下脂肪」だ…
  • 7
    1日大さじ1杯でOK!「細胞の老化」や「体重の増加」…
  • 8
    戦場に「北朝鮮兵はもういない」とロシア国営テレビ.…
  • 9
    がん細胞が正常に戻る「分子スイッチ」が発見される…
  • 10
    世界初の研究:コーヒーは「飲む時間帯」で健康効果…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中