気絶を楽しみ、有毒物質を吸引...TikTokで流行の「危険すぎるチャレンジ」とは? 死傷者多数で訴訟も
2024年8月15日(木)14時39分
(写真はイメージです)Kaspars Grinvalds-shutterstock
<アメリカでは近年、意識を失うまで自らの首を絞める「ブラックアウト・チャレンジ」など危険なチャレンジ動画をTikTokに投稿する子供が増えており、社会問題になっている>
近年、TikTokの危険なチャレンジで多数の死傷者が出ている。
意識を失うまで自分の首を絞める「ブラックアウト・チャレンジ」では、2021年2月に米ウィスコンシン州の9歳の少女、同年12月にペンシルベニア州の10歳の少女が窒息死し、2021〜22年の18カ月に世界で20人の子供が命を落とした。
さらには、有毒な化学物質を吸い込む「クロミング・チャレンジ」のほか、アレルギー薬の過剰摂取や自ら火を付けるなどの危険なチャレンジが横行。犠牲者の親による訴訟も相次ぎ、規制を求める声が高まっている。