最新記事
ブラジル

ブラジルで旅客機ATR-72型機が墜落、乗客乗員61人全員死亡

2024年8月10日(土)12時15分
ブラジルのサンパウ市近郊の事故現場

ブラジルのサンパウ市近郊で9日、乗客乗員計61人を乗せた旅客機が墜落し、全員が死亡した。写真は墜落現場に到着する当局で9日撮影(2024年 ロイター/Carla Carniel)

ブラジルのサンパウ市近郊で9日、乗客乗員計61人を乗せた旅客機が墜落し、全員が死亡した。

ボエパス航空が運航していた便で、南部パラナ州カスカベルからサンパウロ近郊の空港に向かっていた。現地時間午後1時30分頃サンパウロの北西約80キロにある住宅街に墜落した。

ソーシャルメディアに投稿された動画には、ATR社のATR─72型機が制御不能となり、らせんを描くように落下し、民家近くに墜落する様子が写っていた。墜落後に大きな黒煙が上がった。住民らにけが人は出ていないという。

ボエパスは当初、墜落した飛行機には62人が乗っていたとしていたが、詳細を調べた後に61人だったと訂正した。

ボエパスは飛行機が飛行していた高度で氷が予測されたが、許容範囲内だったと語った。ブラジルの航空事故調査センターは、音声記録と飛行データを含むブラックボックスが現場から回収されたと明らかにした。

[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2024トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

2024091724issue_cover150.png
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2024年9月17日/24日号(9月10日発売)は「ニュースが分かる ユダヤ超入門」特集。ユダヤ人とは何なのか/なぜ世界に離散したのか/優秀な人材を輩出してきたのはなぜか…ユダヤを知れば世界が分かる

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

中国のロシアからの輸入、8月は1%減 輸出は2月以

ビジネス

英賃金、5─7月は2年超ぶり低い伸び 失業率4.1

ワールド

消費税の逆進性緩和で対象品目の議論必要、自民・石破

ビジネス

独8月CPIは前年比+2.0%、3年強ぶり低い伸び
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:ニュースが分かる ユダヤ超入門
特集:ニュースが分かる ユダヤ超入門
2024年9月17日/2024年9月24日号(9/10発売)

ユダヤ人とは何なのか? なぜ世界に離散したのか? 優秀な人材を輩出した理由は? ユダヤを知れば世界が分かる

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「まるで別人」「ボンドの面影ゼロ」ダニエル・クレイグの新髪型が賛否両論...イメチェンの理由は?
  • 2
    非喫煙者も「喫煙所が足りない」と思っていた──喫煙所不足が招く「マナー違反」
  • 3
    ロシア国内の「黒海艦隊」基地を、ウクライナ「水上ドローン」が襲撃...攻撃の様子捉えた動画が拡散
  • 4
    メーガン妃が自身の国際的影響力について語る...「単…
  • 5
    伝統のカヌーでマオリの王を送る...通例から外れ、王…
  • 6
    ウクライナ水上ドローンが、ヘリからの機銃掃射を「…
  • 7
    クルスク州「重要な補給路」がHIMARASのターゲットに…
  • 8
    歯にダメージを与える4つの「間違った歯磨き」とは?…
  • 9
    「令和の米騒動」その真相...「不作のほうが売上高が…
  • 10
    強烈な炎を吐くウクライナ「新型ドローン兵器」、ロ…
  • 1
    「まるで別人」「ボンドの面影ゼロ」ダニエル・クレイグの新髪型が賛否両論...イメチェンの理由は?
  • 2
    森ごと焼き尽くす...ウクライナの「火炎放射ドローン」がロシア陣地を襲う衝撃シーン
  • 3
    国立西洋美術館『モネ 睡蓮のとき』 鑑賞チケット5組10名様プレゼント
  • 4
    【現地観戦】「中国代表は警察に通報すべき」「10元…
  • 5
    「令和の米騒動」その真相...「不作のほうが売上高が…
  • 6
    エルサレムで発見された2700年前の「守護精霊印章」.…
  • 7
    中国の製造業に「衰退の兆し」日本が辿った道との3つ…
  • 8
    世界最低レベルの出生率に悩む韓国...フィリピンから…
  • 9
    「私ならその車を売る」「燃やすなら今」修理から戻…
  • 10
    エリート会社員が1600万で買ったマレーシアのマンシ…
  • 1
    ウクライナの越境攻撃で大混乱か...クルスク州でロシア軍が誤って「味方に爆撃」した決定的瞬間
  • 2
    寿命が延びる「簡単な秘訣」を研究者が明かす【最新研究】
  • 3
    エリート会社員が1600万で買ったマレーシアのマンションは、10年後どうなった?「海外不動産」投資のリアル事情
  • 4
    電子レンジは「バクテリアの温床」...どう掃除すれば…
  • 5
    ハッチから侵入...ウクライナのFPVドローンがロシア…
  • 6
    年収分布で分かる「自分の年収は高いのか、低いのか」
  • 7
    日本とは全然違う...フランスで「制服」導入も学生は…
  • 8
    「棺桶みたい...」客室乗務員がフライト中に眠る「秘…
  • 9
    「まるで別人」「ボンドの面影ゼロ」ダニエル・クレ…
  • 10
    ウクライナ軍のクルスク侵攻はロシアの罠か
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中