イギリスが14年ぶり「政権交代」へ...保守党は歴史的敗北=出口調査
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7月4日、英国で投開票された総選挙(下院、定数650)は、出口調査によると、野党労働党が過半数を大きく上回る議席を獲得し、スターマー党首が次期首相(写真)に就任する見通しとなった。ロンドンで同日撮影(2024年 ロイター/Claudia Greco)
英国で4日に投開票された総選挙(下院、定数650)は、出口調査によると、野党労働党が過半数を大きく上回る議席を獲得し、スターマー党首が次期首相に就任する見通しとなった。スナク首相の与党保守党は歴史的な敗北を喫するとみられる。
労働党の獲得議席数は410議席。保守党は131議席にとどまり、議会解散時の346議席を大きく下回る見込み。生活費高騰や相次ぐ首相交代など不安定な政権運営が響いた形だ。
自由民主党は61議席、ナイジェル・ファラージ氏率いる右派「リフォームUK」は13議席をそれぞれ獲得する見通し。
過去6回の総選挙で、出口調査の結果が実際と異なっていたのは2015年の1回のみ。同年の選挙では保守党が過半数を獲得したものの、過半数を制する勢力がない「ハングパーラメント(宙づり議会)」が予想された。
公式結果は今後数時間以内に発表される。
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