「職員へのリスクが耐え難いほどに」ガザの人道支援活動で国連が懸念
6月25日、国連は、パレスチナ自治区ガザで人道支援活動を行う国連職員などへのリスクが容認できないほど高まっているとの懸念を示した。写真は支援活動で提供された食事を運ぶパレスチナ人。19日、ガザ地区南部ハンユニスで撮影(2024年 ロイター/Hatem Khaled)
国連は25日、パレスチナ自治区ガザで人道支援活動を行う国連職員などへのリスクが容認できないほど高まっているとの懸念を示した。
国連のドゥジャリク事務総長報道官は会見で「ガザでは人道支援活動が繰り返し標的にされてきた」と述べ、「率直に言ってリスクはますます耐え難いものになりつつある」と懸念を示した。
国連の責任者が24日にイスラエル軍で支援物資輸送を担当する部門と協議し、ガザで人道支援活動を行う国連職員の厳しい状況について話し合ったと説明した。
「われわれは毎日状況を判断し、国連職員のため、そして何よりも支援を受ける人々のためにどのように安全に運営できるかを検討している」と説明し、「日々、可能な限りの機会を生かす必要がある」と語った。
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