メキシコ政府、今年の成長率見通しを1.5-2.3%に引き下げ

メキシコ政府は今年の経済成長率見通しを従来の2.0-3.0%から1.5-2.3%に引き下げた。財務省が1日発表した政府予算案で明らかになった。3月4日、メキシコで撮影(2025年 ロイター/Raquel Cunha)
[メキシコ市 1日 ロイター] - メキシコ政府は今年の経済成長率見通しを従来の2.0-3.0%から1.5-2.3%に引き下げた。財務省が1日発表した政府予算案で明らかになった。
2026年の成長率見通しは1.5-2.5%。
財務省は今年の見通しを下方修正した理由として住宅投資の弱まりと、昨年終盤から続く供給ショックを挙げた。「さらに主として米国の通商政策を巡る不確実性が企業を慎重にさせていることも要因だ」としている。
メキシコは24年第4・四半期国内総生産(GDP)が減少しており、今年第1・四半期もマイナスならば景気後退に陥る。投資家心理の冷え込みやトランプ米政権による関税の脅し、長引く干ばつなどが逆風となっている。
メキシコ中央銀行の2月時点の今年の成長率見通しはマイナス0.2-プラス1.4%と幅が広い。この日中銀が公表した民間アナリストの予想平均はプラス0.5%だった。
政府予算案で示された今年の財政赤字のGDP比は3.9-4.0%。26年は3.2-3.5%。今年末の物価上昇率は3.5%と2月時点の3.77%からやや切り下がった。