米民主上院議員が25時間以上演説、過去最長 トランプ政権批判

U.S. Senator Cory Booker (D-NJ) speaks on Day 3 of the Democratic National Convention (DNC) at the United Center, in Chicago, Illinois, U.S., August 21, 2024. REUTERS/Mike Segar
Richard Cowan
[ワシントン 1日 ロイター] - 米上院で1日、民主党のコリー・ブッカー上院議員(55)が25時間以上にわたってトランプ政権を批判する演説を行い、最長演説記録を更新した。
ブッカー氏はトランプ政権が「無謀にも」民主制度に挑戦し「憲法に違反」していると主張。トランプ大統領と最側近である実業家イーロン・マスク氏が連邦政府機関の解体を進めていることを批判した。
演説は現地時間1日午後7時から25時間5分にわたって行われ、1957年に公民権法に反対する議事妨害でストロム・サーモンド上院議員が残した24時間18分の最長演説記録を上回った。
ブッカー氏はニュージャージー州選出の黒人議員。今回の演説は議事妨害ではなく、同氏は活動家がトランプ氏の行動に反対して声を上げることで「良いトラブル」を起こしていると繰り返し主張した。
トランプ政権が同盟国に貿易戦争を仕掛け、連邦政府職員の削減を進める中、民主党支持者の怒りの矛先は共和党議員だけでなく、民主党指導部にも向かっている。
ブッカー氏が休憩を取ったのは、同僚の民主党議員が一人ずつ議場に来て質問した時だけだった。演説の終盤には大半の民主党議員が議場に着席。反対側にある共和党の席は空席のままだった。
同氏は最後に「全ての米国人が今、道徳的な判断を求められている。右か左かではない。正しいか正しくないかだ」と述べ、演説を終えた。