トランプとのセックスを事細かに話して法廷を凍り付かせた元ポルノ女優の「暴走」
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■ダニエルズはセックスの詳細を述べたがった
トランプから初めてディナーに誘われ、ホテルのスイートルームを訪ねたときのことを聞かれると、彼はシルクかサテンのパジャマ姿だったと、ダニエルズは語った。
「私はすかさず彼をからかったわ......(プレイメイトたちに囲まれてパジャマパーティーを開いたことで知られるプレイボーイ誌の創刊者ヒュー・)ヘフナーさんのパクリなの、と」
ダニエルズが「ちゃんと服を着て」と言うと、トランプは素直に従い、ドレスシャツに着替えて来たという。
彼女はトランプに「お仕置き」もした。自分が話している最中に何度も口をはさむので、罰として雑誌で「お尻を」たたいたというのだ。
トランプに「ハニーバンチ」という愛称で呼ばれていたことも明かした。
トランプとの初めてのセックスについて事細かくしゃべりだすと、たまりかねたトランプの弁護団が異議を申し立てた。
裁判を取り仕切るジュアン・マーチャン判事も、法廷でこの手の話が微に入り細に入り語られることに困惑し、弁護側の異議を認めた。
速記が間に合わない
聞かれていないことまでまくしたてるダニエルズに、マーチャン判事が「それ以上詳細に立ち入る必要はありません」と釘を刺す場面もあった。
■ダニエルズはゆっくり話せと指示された
質問には簡潔に答えるよう、マーチャン判事は何度もダニエルズを諭した。
「質問をよく聞いて、それに答えるように」と、子供に言い聞かせるように言ったりもした。
ダニエルズがペラペラとトランプのパーティーについて語り出したときは、「答えは簡潔に」とたしなめられた。
ダニエルズが早口でまくしたてることも法廷を困惑させ、速記官が供述を記録できるよう、もう少しゆっくり話しなさいと、マーチャン判事とスーザン・ホフィンガー検事が再三言い聞かせた。