ガザ死者3万5000人超、身元未確認は1万人以上 国連が内訳更新
5月13日、国連はイスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘によるパレスチナ自治区ガザの死者は3万5000人を超えているとした上で、死者の内訳の最新の数字を公表した。写真はガザ上空に煙が立ち上る様子。イスラエル側から13日撮影(2024年 ロイター/Amir Cohen)
国連は13日、イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘によるパレスチナ自治区ガザの死者は3万5000人を超えているとした上で、死者の内訳の最新の数字を公表した。
国連報道官は記者団に、定期的に引用しているガザ保健省の数字について、今回は「完全に身元が確認された」とする死者2万4686人の内訳を反映していると指摘。子どもが7797人、女性が4959人、高齢者が1924人、男性が1万0006人だと説明した。
「まだ身元が確認されてない死者が1万人以上いる。身元確認作業が完全に終了した時点であらためて明らかになる」と述べた。
イスラエルは先週、女性と子どもの死者数が突然半減したことに疑問を投げかけていた。
イスラエル外務省の報道官はハマスが数字を操作していると批判し、「数字は正確ではなく、現地の実態を反映していない」と述べた。
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