最新記事
事件

走行中なのに運転手を殴打、バスは建物に衝突...衝撃の車内映像と、男がキレた「身勝手すぎる理由」とは?

2024年4月26日(金)20時45分
川口陽
バス運転手

(写真はイメージです) lunopark-Shutterstock

<「自分が乗ってるバスの運転手を襲う意味が分からない」とネットの声>

先週土曜の午後、米オクラホマ州で走行中のバスの運転手が乗客に襲われる事件が発生した。興奮した男がドライバーを引きずり出したために運転席は無人となり、ブレーキをかけられないままバスは建物に衝突してしまう事態に。

【動画】走行中なのに運転手を殴打する男、ドライバー不在のバスはそのまま建物に衝突...車内カメラが記録した衝撃映像

当時のバス車内の様子を記録した防犯カメラ映像が水曜に公開され、多くのメディアがこれを紹介し、ネット上で話題となっている。

NBC系列のローカル局「KFOR(ニュース4)」が報じたオクラホマ市警のコメントによると、23歳の容疑者タイロン・ハリソンは停留所でない場所で降ろしてほしいと運転手に要求するも断られ、手を出すに至ったという。

映像には、ハリソンがプレキシガラスで保護されていないところから右手を入れて容赦なくドライバーを殴り、胸ぐらを掴んで運転席から引きずり出す様子が収められている。2人が掴み合っている間にもバスは前進し続け、その数秒後には勢いそのままに建物に衝突してしまう。

KFORの報道によると、ハリソンは現場から逃げ出そうとしたが駆け付けた警察によってすぐに逮捕された。

ネット上には暴力行為を非難する声はもちろん、「自分が乗ってるバスの運転手を襲う意味が分からない」というコメントや、「被害がこの程度で済み、他の車を巻き込まなかったことは奇跡だ」と安堵する声も見られた。

ニューズウィーク日本版 トランプ関税大戦争
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2025年4月15日号(4月8日発売)は「トランプ関税大戦争」特集。同盟国も敵対国もお構いなし。トランプ版「ガイアツ」は世界恐慌を招くのか?

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

グリーンランドに「フリーダムシティ」構想、米ハイテ

ワールド

焦点:「化粧品と性玩具」の小包が連続爆発、欧州襲う

ワールド

米とウクライナ、鉱物資源アクセス巡り協議 打開困難

ビジネス

米国株式市場=反発、ダウ619ドル高 波乱続くとの
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプ関税大戦争
特集:トランプ関税大戦争
2025年4月15日号(4/ 8発売)

同盟国も敵対国もお構いなし。トランプ版「ガイアツ」は世界恐慌を招くのか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    凍える夜、ひとりで女性の家に現れた犬...見えた「助けを求める目」とその結末
  • 2
    北朝鮮兵の親たち、息子の「ロシア送り」を阻止するための戦い...膨れ上がった「腐敗」の実態
  • 3
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最強” になる「超短い一言」
  • 4
    クレオパトラの墓をついに発見? 発掘調査を率いた…
  • 5
    米ステルス戦闘機とロシア軍用機2機が「超近接飛行」…
  • 6
    公園でひとり歩いていた老犬...毛に残された「ピンク…
  • 7
    ノーベル経済学者すら「愚挙」と断じるトランプ関税.…
  • 8
    自らの醜悪さを晒すだけ...ジブリ風AIイラストに「大…
  • 9
    コメ不足なのに「減反」をやめようとしない理由...政治…
  • 10
    逃げる犬をしつこく追い回す男...しかしその「理由」…
  • 1
    公園でひとり歩いていた老犬...毛に残された「ピンク色」に心打たれる人続出
  • 2
    【話題の写真】高速列車で前席のカップルが「最悪の行為」に及ぶ...インド人男性の撮影した「衝撃写真」にネット震撼【画像】
  • 3
    ひとりで海にいた犬...首輪に書かれた「ひと言」に世界が感動
  • 4
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった.…
  • 5
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最…
  • 6
    凍える夜、ひとりで女性の家に現れた犬...見えた「助…
  • 7
    北朝鮮兵の親たち、息子の「ロシア送り」を阻止する…
  • 8
    クレオパトラの墓をついに発見? 発掘調査を率いた…
  • 9
    「やっぱり忘れてなかった」6カ月ぶりの再会に、犬が…
  • 10
    「吐きそうになった...」高速列車で前席のカップルが…
  • 1
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大爆発する機体の「背後」に映っていたのは?
  • 2
    公園でひとり歩いていた老犬...毛に残された「ピンク色」に心打たれる人続出
  • 3
    ひとりで海にいた犬...首輪に書かれた「ひと言」に世界が感動
  • 4
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛…
  • 5
    【話題の写真】高速列車で前席のカップルが「最悪の…
  • 6
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山…
  • 7
    「今まで食べた中で1番おいしいステーキ...」ドジャ…
  • 8
    市販薬が一部の「がんの転移」を防ぐ可能性【最新研…
  • 9
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった.…
  • 10
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中