イスラエルが今度はレバノン空爆、ヒズボラ野戦司令官殺害...国連は暴力停止を訴え
イスラエル軍は8日早く、レバノン南部の村を空爆し、親イラン武装組織ヒズボラの野戦司令官を殺害した。ヒズボラ構成員のパレード、ベイルート近郊で5日撮影。(2024年 ロイター/Mohamed Azakir)
イスラエル軍は8日早く、レバノン南部の村を空爆し、親イラン武装組織ヒズボラの野戦司令官を殺害した。
イスラエル軍とレバノン治安当局筋によると、殺害されたのはヒズボラの精鋭部隊「ラドワン部隊」に所属する野戦司令官。他に2人が死亡した。
イスラエル軍によると、同司令官は対イスラエル攻撃の計画・実行責任者だった。
レバノン南部の国境地帯ではヒズボラとイスラエル軍の交戦が続いており、イスラエルは過去半年でヒズボラの戦闘約270人と民間人約50人を殺害。死者には子ども、医療関係者、記者も含まれている。ヒズボラもロケット攻撃でイスラエル兵12人前後、民間人6人前後を殺害しており、両国でそれぞれ数万人が避難を余儀なくされている。
国連レバノン特別調整官のジョアンナ・ブロネッカ氏と国連レバノン暫定軍のアロルド・ラザロ司令官は8日、暴力の停止を訴える共同声明を発表した。
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