ロシア兵に狙われた味方兵士を救った、ウクライナ「スナイパー」の正確な狙撃...「凄技」映像が話題
Ukraine Sniper Saves Fellow Soldier From Ambush in Incredible Video

Vitezslav Malina/Shutterstock
<待ち伏せ攻撃を仕掛けようとした敵兵を、スナイパーが素早く正確な狙撃で撃退した瞬間を捉えた映像をウクライナ側が公開>
暗い低木の中を、ゆっくりと前進するウクライナ兵──。しばらくすると前方に、待ち伏せていた敵兵が姿を現し、ウクライナ兵に攻撃を仕掛けようとする。すると、後方に潜んでいたウクライナの狙撃兵が素早く銃を発射し、相手の攻撃を阻止して味方を守ることに成功した。
■【動画】ロシア兵に狙われた味方兵士を救った、ウクライナ「スナイパー」の正確な狙撃...「凄技」映像
これはウクライナ国家警察の攻撃部隊が公開した動画で、ウクライナ軍「スナイパー」が、仲間の兵士を待ち伏せるロシア兵を狙撃した瞬間を捉えたものだとしている。
ウクライナ警察部隊は「我々の攻撃グループのプロフェッショナルの仕事だ。陸路で前進している兵士は、国家警察部隊『リュート』の狙撃兵に援護されている。この映像では、狙撃兵がサーマル照準器付きのスナイパーライフルUAR-10でロシアの占領軍兵士を銃撃した」と説明した。
本誌は映像の信ぴょう性について、裏付けを取ることができていない。
3.8キロからの狙撃で世界記録も
ロシアとウクライナの戦争が開始されてから21カ月が経過し、双方の死傷者は増え続けている。正確な死者数は独立した検証がされていないが、11月20日の報道では、開戦以来、ロシア兵31万9000人が死亡したと伝えられている。
ウクライナ軍は過去にも狙撃部隊の成果を主張している。最近ではウクライナ保安局(SBU)が、軍の狙撃兵が3.8キロ離れた距離からの狙撃に成功し、世界記録を更新したと発表。「SBUの狙撃兵が世界記録を樹立した。彼は驚くべき距離からロシア兵を銃撃した」と同局は述べた。
ウクライナ軍兵士の死者数も増加しており、同国議員らによれば、政府は動員対象を拡大する新しい法律の導入に取り組んでいる。ウクライナ政府高官のマリアナ・ベズフラはフェイスブックで、この法律が承認されれば招集できる人数が増えると述べた。
米シンクタンクの戦争研究所によると、ウクライナ軍とロシア軍は冬の極寒に備え、約965キロにわたる戦線で塹壕を掘り始めているという。
「ウクライナ軍とロシア軍は、ウクライナ東部と南部で戦闘活動を継続しているが、冬の天候が本格化するまで、雨天によって戦闘作戦のペースが遅くなる可能性が高い」と同研究所は指摘している。

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