コロラド州で「ビッグフット」の撮影に成功? 山奥を歩く「謎の二足歩行の生物」動画に議論沸騰
Colorado Couple's Video Sparks 'Bigfoot' Speculation
「子どもや食べ物を盗む毛むくじゃらの生物」の伝説
アリゾナ州立博物館は、こう述べている。「太平洋北西部沿岸で暮らす先住民のあいだでは、『ツォノクワ(Tsonoqua)』と呼ばれる生き物についての言い伝えがある。全身が毛むくじゃらで大きく、子どもや食べ物を盗むと言われている」「それがおそらく、サスカッチ(サスクワッチ)、つまりはビッグフット伝説の始まりだろう」
サスカッチという未確認生物につけられたニックネームのなかで、最も一般的なのがビッグフットだ。サスカッチは、カナダ先住民が使うハルコメレム語の「Sésquac』に由来する。これは「野人」という意味で、初めて使ったのは「沿岸のセイリッシュ族」だという。
ビッグフットの目撃情報は、さまざまな地域から寄せられており、西海岸と東海岸、そのあいだの内陸部など実に広範囲だ。カリフォルニア州北部の原野や、ペンシルベニア州、ニューヨーク州、オハイオ州、ミシガン州などでも、ビッグフットを目撃したとされる話がある。
そのなかでも、ビッグフットが目撃できる確率が最も高いのはワシントン州だとされる。こうした類いの目撃情報は世界中から寄せられており、中国でもそれらしい生き物が目撃されている。
(翻訳:ガリレオ)