台湾総統選、まさかの鴻海創業者・郭台銘の「無所属出馬」表明で混戦模様に
台湾メディアは今、郭氏がこの結束をどう画策し、民進党が敗れた場合に次期政権でどのポジションを獲得するかを巡る思惑であふれている。
郭氏は28日に「私は団結の最大公約数になりたい。野党の他の候補者2人を招待し、コーヒーかお茶でも飲みながら、ざっくばらんに国政にいて議論するつもりだ」と述べた。
野党メンバーの一部は連立に前向きな姿勢を見せているが、国民党の候氏は26日の選挙戦イベントで、メディアに連立の可能性を問われた際に「なぜ、そんな話をするのか」と一蹴した。
郭氏の出馬表明以来、候氏は発言を控えながらも、28日遅くには「共通の価値観の下でのみ統合すべきだ。それ以外はあり得ない」と謎めいた言葉をフェイスブックに投稿した。
台湾の選挙制度は比較多数得票制であるため、民進党の頼候補の得票率が40%にとどまったとしても、残り3候補に票がほぼ等分に分散すれば、頼氏が勝利する。
郭氏出馬に対する民進党の反応はおおむね控えめだが、一部メンバーは喜びの声を上げている。
民進党のベテラン議員、王定宇氏はフェイスブックに、候、郭、柯の野党3候補を表す自動車3台の絵を描いて投稿し、「チキン」ゲームだと揶揄(やゆ)。「3つのうちどれが引っ込むだろうか。それとも最後まで突っ走って衝突するか」と書き込んだ。
もっとも、選挙当局によると、郭氏が正式に立候補するには11月2日までに有権者30万人近くの署名を集める必要があるため、立候補できる保証はない。
また、各政党による候補者登録の締め切りは11月24日で、理論的には候補者を代えたり、全面的に立候補を取り下げたりする可能性も残る。
郭氏は2020年の前回総統選で国民党からの出馬を目指したが、候補者指名を得られなかった。このため無所属で出馬するとの観測が高まったが、選挙の数カ月前に出馬しないと表明した。
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