韓国女性DJ、大阪の野外フェスでセクハラ被害「突然私の胸を......」
大阪でセクハラ被害を受けたというDJ SODA。Yonhapnews / YouTube
<開放的な野外フェスでタガが外れた観客のとった問題行動とは>
大阪で開催された野外フェスに出演した韓国人女性DJが、ステージ終了後に観客と交流した際に、セクハラ被害を受けたことを明かして、韓国メディアも取り上げて問題になっている。
被害を受けたのは韓国人女性DJのDJ SODA。EDMやK-POPなどをリミックスしたプレイと、ルックスの良さで高い人気があり、YouTubeチャンネルの購読者は177万人、インスタグラムのフォロワーは513万人、Facebookページのフォロワーは1,019万人というカリスマDJだ。
そんなDJ SODAが8月14日、SNSに英語と韓国語、そして日本語で「日本の大阪ミュージックサーカスフェスティバルで公演を終えましたが(中略)私が公演の最後の部分でいつものようにファンの方々に近づいた時、数人が突然私の胸を触ってくるというセクハラを受けました。」と投稿した。
彼女は「私を見て泣いて喜んでくれて好きと伝えてくれる素敵なファンの方々もいて、一旦最後までやりきろうと最大限平気なふりを頑張りました」と述べながらも、「未だにとても怖です。(原文ママ)」と心境を吐露した。
「どんな服を着ても、セクハラと性的暴行は正当化できない」
問題は8月11〜13日まで大阪・泉南りんくう公園で開催された野外音楽フェス「ミュージックサーカス'23」で、DJ SODAが参加した13日に発生した。
DJ SODAは、自分の公演が終わると、いつも彼女がやっているようにファンとコミュニケーションしようとステージ前のスタンディング席で近くやってきたとき、このようなことを受けたと伝えました。
彼女は「DJをしてから10年立ちますが公演中にこんなことをされたことは人生で初めてです。(原文ママ)」として、「こんなことをされたことにとても戸惑って信じられないし、もう舞台の下や前の方に行ってファンの皆さんに近寄りがたいと思っています...」と付け加えている。
また「露出過多な衣装を着ていたことが問題だ」というネットでの一部の指摘に対して、DJ SODAは真っ黒に塗りつぶした画像とともにSNSに「私がどんな服を着いたとしても、私に対してのセクハラと性的暴行は正当化できない。私はいつかこの言葉を言いたかったです」とメッセージを投稿。「私は露出した服を着るのが好きで、これからもずっと着ていくつもりです。だからみんな服装に干渉する人たちの顔色を伺わず、着たい服を思う存分着ながら生きよう!!」と結んでいる。