最新記事
英王室

エリザベス女王に披露したメーガン妃の「カーテシー」、新たな動画が注目集める...「ふざけたお辞儀」は何だった?

Meghan Markle's Curtsy Focus of Viral Video After Netflix Controversy

2023年6月14日(水)20時30分
ジェームズ・クロフォード=スミス
エリザベス女王とメーガン妃

エリザベス女王とメーガン妃(2018年6月) REUTERS/Phil Noble/Pool

<ドキュメンタリー番組でメーガンが見せた大げさな仕草に怒りを覚えた人は多かったが、過去にはエリザベス女王に対するこんな姿も目撃されていた>

「メーガン妃のカーテシー(お辞儀)」は、数カ月前から話題になり続けてきた。きっかけは、ネットフリックスの6部構成のドキュメンタリー番組「ハリー&メーガン」と、夫のヘンリー王子が今年1月に発表した回顧録『スペア』だ。そして最近、そんなメーガンの新たな「カーテシー動画」が発掘され、改めて注目を集めている。

■【動画】生前のエリザベス女王にメーガン妃が見せたカーテシーとして話題になっている動画

カーテシーをするようにと、ヘンリーに初めて言われたときは「冗談」だと思った――付き合い始めた当時のことについて、ドキュメンタリー番組内でそう語ったメーガンは、王室に対して無礼だと批判された。

以来、ソーシャルメディアでは、メーガンがさまざまな公式行事の場で、生前のエリザベス女王にうやうやしいカーテシーをする様子を捉えた動画が次々に紹介されている。

そうしたなかで「thedianafile」というユーザーは先日、TikTokに新たな動画を投稿。ここには2018年のクリスマスの日に、低く腰を落として女王にお辞儀をするメーガンの姿が収められている。同年5月にヘンリーと結婚したメーガンにとって、英王室メンバーとして初めて迎えるクリスマスだった。

この動画は30万回以上再生され、1万件を超える「いいね」と膨大な数のコメントが寄せられている。「これを見ても、サセックス公爵夫人はカーテシーができないと言うの?」「なぜ彼女がこれほど嫌われるのか、理解できない。彼女はまさに完璧で、そのお辞儀は素晴らしい」「最高の女性だ」などの声も寄せられた。

衝撃的だったカーテシーのエピソード

とはいえドキュメンタリー「ハリー&メーガン」で、メーガンがカーテシーについて行った発言が英国民にとって衝撃的だったのは事実だ。ヘンリーの祖母である女王との初対面について振り返るくだりで、メーガンはウィンザー城に近いアンドルー王子の自邸にサンデーランチに招かれたときの思い出を語った。

「行く途中の車の中で(ヘンリーに)『カーテシーのやり方は知っているよね?』と聞かれた。冗談を言っているのかと思った」

メーガンはそう語り、そのときにしたという仰々しいお辞儀を再現してみせた。あまりに芝居がかった大げさなこの仕草を見た人々からは、これこそ彼女がイギリス文化を軽視している証拠だという批判の声があがった。

カーテシーは、イギリス君主への崇敬を示す伝統的な挨拶だ。英王室の女性メンバーは1日2回、国王(または女王)とその日初めて顔を合わせたとき、別れを告げるときにカーテシーをする。

SDGs
使うほど脱炭素に貢献?...日建ハウジングシステムが「竹建築」の可能性に挑む理由
あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

豊田織機の非公開化報道、トヨタ「一部出資含め様々な

ビジネス

中国への融資終了に具体的措置を、米財務長官がアジア

ビジネス

ベッセント長官、日韓との生産的な貿易協議を歓迎 米

ワールド

アングル:バングラ繊維産業、国内リサイクル能力向上
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:独占取材 カンボジア国際詐欺
特集:独占取材 カンボジア国際詐欺
2025年4月29日号(4/22発売)

タイ・ミャンマーでの大摘発を経て焦点はカンボジアへ。政府と癒着した犯罪の巣窟に日本人の影

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 2
    中国で「ネズミ人間」が増殖中...その驚きの正体とは? いずれ中国共産党を脅かす可能性も
  • 3
    トランプ政権の悪評が直撃、各国がアメリカへの渡航勧告を強化
  • 4
    健康寿命は延ばせる...認知症「14のリスク要因」とは…
  • 5
    アメリカ鉄鋼産業の復活へ...鍵はトランプ関税ではな…
  • 6
    関税ショックのベトナムすらアメリカ寄りに...南シナ…
  • 7
    ロケット弾直撃で次々に爆発、ロシア軍ヘリ4機が「破…
  • 8
    ロシア武器庫が爆発、巨大な火の玉が吹き上がる...ロ…
  • 9
    ビザ取消1300人超──アメリカで留学生の「粛清」進む
  • 10
    パニック発作の原因の多くは「ガス」だった...「ビタ…
  • 1
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 2
    「生はちみつ」と「純粋はちみつ」は何が違うのか?...「偽スーパーフード」に専門家が警鐘
  • 3
    「スケールが違う」天の川にそっくりな銀河、宇宙初期に発見される
  • 4
    【クイズ】「地球の肺」と呼ばれる場所はどこ?
  • 5
    女性職員を毎日「ランチに誘う」...90歳の男性ボラン…
  • 6
    教皇死去を喜ぶトランプ派議員「神の手が悪を打ち負…
  • 7
    『職場の「困った人」をうまく動かす心理術』は必ず…
  • 8
    自宅の天井から「謎の物体」が...「これは何?」と投…
  • 9
    「100歳まで食・酒を楽しもう」肝機能が復活! 脂肪…
  • 10
    トランプ政権はナチスと類似?――「独裁者はまず大学…
  • 1
    【話題の写真】高速列車で前席のカップルが「最悪の行為」に及ぶ...インド人男性の撮影した「衝撃写真」にネット震撼【画像】
  • 2
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった...糖尿病を予防し、がんと闘う効果にも期待が
  • 3
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?
  • 4
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最…
  • 5
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる…
  • 6
    間食はなぜ「ナッツ一択」なのか?...がん・心疾患・抜…
  • 7
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」では…
  • 8
    自らの醜悪さを晒すだけ...ジブリ風AIイラストに「大…
  • 9
    北朝鮮兵の親たち、息子の「ロシア送り」を阻止する…
  • 10
    【クイズ】世界で最も「半導体の工場」が多い国どこ…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中