ビル・ゲイツ、ロシア美女との不倫をネタに脅迫されていた...不倫相手の「容姿」も話題に
ビル・ゲイツは妻のメリンダ(左)と2021年に離婚している(写真は2017年4月撮影) REUTERS/Kamil Zihnioglu/Pool
<不倫をした億万長者を、性犯罪者が脅迫していた。ショッキングなニュースを受けて、SNSでは不倫相手の女性にも注目が集まっている>
小児性愛者として悪名高く、少女に売春をさせたとして有罪判決を受けたジェフリー・エプスタインは、マイクロソフトの共同創業者であるビル・ゲイツと、あるロシア人女性の不倫関係を知っており、その不倫をネタにゲイツを脅迫した──。世界的に有名な大富豪と、悪名高い性犯罪者との関係をめぐるニュースは世間に衝撃を与えたが、SNSではゲイツの不倫相手とされる女性にも注目が集まっている。
■【写真】誰かに似ている...? ビル・ゲイツの不倫相手とされているロシア人女性
米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが、複数の匿名の情報源の話として報じたところによれば、エプスタインは問題の女性にプログラミングスクールの学費を提供。2017年になってゲイツに電子メールを送り、自分との交友関係を続けなければ、不倫を暴露するとほのめかしたようだ。
情報提供者らは、ゲイツ宛てのメールを実際に目にしたという。ウォール・ストリート・ジャーナルによれば、ゲイツは10年にトランプゲームのブリッジの大会で、ブリッジ選手だったロシア人のミラ・アントノワと知り合った。
同紙は、10年にYouTubeに投稿された動画を発掘。その中で、ゲイツとの出会いとブリッジ対決について「彼を負かすことはできなかったけれど、代わりに蹴ってやろうとしたわ」と、アントノワは発言している。
アントノワはゲイツに関するコメントを拒否する一方、エプスタインと出会ったときには「犯罪者であることも、何らかの下心があることも」知らなかったと話したという。
ゲイツの友人が、女性をエプスタインに紹介
アントノワをエプスタインに紹介したのは、ゲイツの親しい友人で、科学担当最高顧問でもあったボリス・ニコリッチだという。ウォール・ストリート・ジャーナルが入手した文書によると、アントノワは当時、オンラインでブリッジを教えるビジネスを始めようとしており、出資者を探していた。
13年11月、アントノワはニコリッチと共にエプスタインの自宅を訪問し、自身のプロジェクトについて説明。この「ブリッジプラネット」というオンライン事業のために、資金50万ドルの調達を目指す考えだった。
面会後、アントノワはエプスタインにお礼のメールを送った。だが結局、エプスタインは出資しなかったという。十分な資金を集められなかったアントノワは、14年にソフトウエアプログラマーになろうと考え、数人の人物に借金を依頼した。