裏庭にやってきたクマ、トランポリンの感触確かめる

(写真はイメージです) Thomas O'Neil-shutterstock
<好奇心旺盛な訪問者が裏庭に......>
トランポリンが目に入ったら飛び跳ねてみたいと衝動に駆られるのは人も獣も同じらしい。
今月21日、米ニューヨーク州ワッピンガーズフォールズの住宅の敷地内でアメリカクロクマが目撃された。住人のアンナ・コリー=ワトソンは毛むくじゃらな訪問者を裏庭に発見し、すぐさま携帯電話で撮影を開始。その記録をソーシャルメディアに投稿した。
動画にはクマがサッカーボールを大切そうに抱いて芝生で転がる場面や、ホースをくわえて自ら絡まってみたり、トランポリンの上を慎重に歩く様子が記録されている。
国際クマ協会によると、平均的なオスのアメリカクロクマは体重およそ135キロほど。大きな個体は300キロにも到達するという。メスはオスに比べて小柄で平均的な成体で80キロ弱というところ。
このクマは好奇心旺盛で多くの時間を餌探しに費やすため、人間との接触機会も多い。また知能が高く、人家の庭に侵入して食べ物を得るなど、経験から学んでその活動を繰り返すようになる。
ニューヨーク州環境保全局は、クマを見かけたら落ち着いてゆっくりその場を離れるよう注意喚起している。

アマゾンに飛びます
2025年4月29日号(4月22日発売)は「独占取材 カンボジア国際詐欺」特集。タイ・ミャンマーでの大摘発を経て焦点はカンボジアへ。政府と癒着した犯罪の巣窟に日本人の影
※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら