ロシア治安機関FSBを爆破したパルチザンの正体
What Is 'Black Bridge'? Anti-Putin Group Claiming FSB Building Fire
ブラックブリッジはみずからの活動を、プーチン、ロシア当局、ウクライナでの戦争に反対する運動と説明している。
そして、紛争を通じてロシア政府に異議を唱え、自らを「沈黙したり、逃げたりする代わりに、戦うことを決めた新しいロシアのレジスタンスの一部」と称している。
2022年9月にプーチンが部分動員を発表したとき、ブラックブリッジはロシア政府が「苦悩によるすみやかな死を選んだ」と述べた。
「われわれにとって『戦い』とは、集会やストライキなど、皆が慣れ親しみ、有効な政治形態と考えている合法的で平和的な草の根政治運動ではない。ここでは、それは通用しない。われわれは『戦争に反対』と言っただけで、逮捕され、拷問される。だから、『戦う』ということは、本気で戦うということだ」と、ブラックブリッジはテレグラムの投稿で述べた。
ブラックブリッジはロシアのエリートたちにも激しい怒りをあらわし、彼らを 「嫌悪すべき廃棄物、ロシアで最悪の種類の人々」と呼ぶ。
「プーチン政権下において、彼らの努力はすべて、安全な避難場所、快適な引退生活、保険として西側世界への着地を手配することに費やされている。『実業家』、『政治家』、『芸術家』──どれも違いはない」
目標はプーチン政権の破壊
「ロシアのエリートはロシアを憎み、掘り尽くされるべき鉱山のように扱う。国は彼らにとって収入源でしかない。金儲けのために地域全体のエコシステムを損なうことも、誰かを殺害することも、隣国で大量虐殺を仕組むことも、彼らにとっては問題じゃない。コモ湖畔の素敵な別荘のためなら、この程度のことはやってのける」
ブラックブリッジの最終目標は、「暴力的な抵抗とプーチン政権全体の破壊」だという。
「どの国も、自分たちが選んだ指導者が期待に応えず、権力が腐敗したとき、常に反乱を起こす権利を持っている」と、同組織はテレグラムで述べた。「ロシア連邦の国民のほとんどはロシア政府のテロ行為を支持している。だが、レジスタンスの声が静まることはない。同じ考えを持つ多くの人々が正義が勝つために戦い、戦うだろう」
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