プーチンの居場所は、愛人と暮らす森の中の「金ピカ」大邸宅...内部写真が流出(ロシア報道)
現役時代のカバエワと対面するプーチン(2004年3月) REUTERS/Pool AS
<プーチンの愛人とされる元体操選手のアリーナ・カバエワは、ソチにある「ロシア最大」のペントハウスも所有しているという>
ロシアのモスクワとサンクトペテルブルグの中間にあるヴァルダイ湖畔近くの森の中には、この国の大統領であるウラジーミル・プーチンの別荘がある。その内部を撮影した複数の写真から、「装飾がゴールドだらけ」であることが明らかになった。
■【写真】プーチンが愛人と暮らす「金ピカ」大邸宅と、愛人が所有するロシア最大のペントハウス
写真を見ると、暖炉の真上にはゴールドの額縁入りの鏡がかけられている。天井からは金色に輝くシャンデリアがいくつも下がっており、ダイニングルームに置かれたガラス製テーブルの周りには、全体がゴールドで覆われた椅子が並んでいる。テーブルの上にも球状のシャンデリアがあり、そこからぶら下がっている飾りもゴールドの葉っぱだ。
写真ではほかにも、長さが3階分あるシャンデリアが確認できる。ルビーや、葉っぱの形をしたゴールドで装飾されたものだ。
CNNのニュースキャスターであるエリン・バーネットは、これらの写真を取り上げた際に、こう述べた。「別荘は、プーチンの書斎から寝室まで、どこもかしこもゴールドで飾られている。『ナイトセラー(night cellar)』と呼ばれる接待用の部屋には、ゴールドで覆われた椅子もある」
この別荘で元体操選手のカバエワと暮らす
この写真は、ロシア独立系調査メディア「プロエクト」が2023年2月28日、「Iron Masks(鉄仮面)」と題して掲載した記事のなかで公開された。同記事は、プーチンがこの別荘で、アテネ五輪の新体操金メダリストで恋人のアリーナ・カバエワと暮らしていると報じている。
同メディアの編集長でジャーナリストのロマン・バダニンはカバエワについて、ロシア「最大のタブー」と呼ぶ。カバエワとプーチンの関係が、秘密のベールに包まれているからだ。
バダニンは、CNNのバーネットに対して、「プーチンは、私生活や家族、とりわけカバエワとの関係を秘密にすることにかけては異常なこだわりをもっている。おそらくカバエワは、ロシア最大のタブーと言ってもいいと思う」と語っている。「(プーチンの側近は)みな、プーチンとカバエワが家族であることを確信している。しかし、カバエワとプーチンが一緒にいるところを目にした人間は誰もいない」