炎上商法の天才メーガン・マークルはどれくらい金持ちか?
書籍の執筆も契約
2021年6月、メーガン妃が初めて手がけた児童書『The Bench』が発売され、ニューヨークタイムズ紙のベストセラー入りを果たした。英国メディアは、父親と息子の物語であるこの本で、彼女は70万ドル(約9000万円)もの前金を受け取った可能性があると報じた。
出版社のペンギンランダムハウスは2021年7月、ヘンリー王子の「回顧録」の権利を購入し、2022年末の出版を暫定的に予定していることを発表。同社は、この契約には4冊の本が含まれ、そのうちの1冊はマークルが執筆するとされている。デイリー・メール紙は、この書籍の契約金は4000万ドル(約51億円)にのぼると見ている。
ハリー王子と出会う前のキャリア
メーガン妃はハリウッドで育ち、母親はヨガのインストラクター、父親はエミー賞を受賞した照明監督だった。私立の学校に通い、ノースウェスタン大学で演劇と国際学を専攻。2000年代前半に米ABCの昼ドラ『General Hospital(ジェネラル・ホスピタル)』、『CSI』シリーズ第3弾の『CSI:ニューヨーク』、SFテレビドラマ『FRINGE/フリンジ』などに脇役で出演し、女優としてのキャリアを積み始める。俳優業のかたわら、モデルとして副収入を得て、世界各国で放送されているゲーム番組『Deal or No Deal』にも短い間出演していた。
2011年7月、『モンスター上司』(原題: Horrible Bosses)など数本の映画出演を経て、ついに主要キャストの座を射止めた。メーガン妃の出世作となる『Suits』の出演料は、1話あたり5万ドル(約640万円)、年俸は45万ドル(約5780万円)と伝えられている。2017年まで出演し、合計でおよそ400万ドル(約5億1300万円)を手にした。
『Suits』の撮影中、彼女はライフスタイルサイト「The Tig」を立ち上げ、インフルエンサーとしても立ち位置を固めていく。最終的にインスタグラムのフォロワーは300万人、Facebookのフォロワーは80万人、Twitterのフォロワーは35万人を獲得したとCelebrity Net Worthは報じている。「The Tig」は、2017年に閉鎖されるまでに、年間およそ8万ドル(約1000万円)の収入を生み出したとされている。
「メーガン・マークル不動産」
メーガン妃とハリー王子は2020年の新しいメディア契約の資金を元に、カリフォルニア州モンテシトに1470万ドル(約18億9000万円)の家を購入し、2人の子供と暮らしている。
この不動産を購入するために、頭金として500万ドル(約6億4000万円)を現金で支払い、残りは住宅ローンを組んだそうだ。ちなみに、英国の拠点だったフロッグモア・コテージ(披露宴もここで行った)を改装するためにかかった300万ドル(約3億8500万円)は返済済みとのことだ。