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事件離婚調停中の妻の家に、夫が大型ダンプカーで突っ込む...大暴れの一部始終を捉えた動画(アメリカ)
KCAL News/YouTube
<夫のロナルド・ダンは、接近禁止命令の申し立てを行っていた妻の家にダンプカーで突っ込む前後にも、別の車を激突させていた>
米ロサンゼルスで、離婚調停中の男が別居中の妻の家にダンプカーで突っ込み、路上に駐車されていた複数の車を破壊した。1月15日に米ロサンゼルス南部ウエストモントの住宅街で起きたこの騒動を、カメラが捉えていた。動画には、男が運転する10輪のダンプカーが、妻の家と路上の車に次々と激突する様子が映っている。
■【動画】巨大なダンプカーで妻の家に激突...衝撃の一部始終を撮影した動画
男の妻であるパトリシア・ダンは地元テレビ局のKABCに対して、夫とは離婚の話し合いが難航していると語った。騒動を受けて警察が駆けつける前にも、少なくとも3回、妻の家に押しかけてきたという。
ニューヨーク・ポスト紙によれば、夫のロナルド・ダン(60)は当初、シボレー・インパラでパトリシアの家にやって来て車を家に激突させた。この時パトリシアは家の中にいたという。その後にロナルドは、ダンプカーで再び彼女の家に突っ込み、さらにその後シボレーに乗って来た。
車が激突した衝撃で、家の前にあった金属製のフェンスは曲がり、パトリシアの寝室の外側の壁は大きな損傷を受けたという。
「とにかく近づかないようにしていた」とパトリシアは同紙に述べ、さらにこう続けた。「だから夫が酔っていたのか、薬物の影響下にあったのかどうかは分からない。こんなことは人生で初めての経験だった」
通報を受けてロサンゼルス郡保安官代理が現場に駆けつけたのは、この騒動の発生から30~45分後のことだった。
「彼は本気で私を殺そうとしていた」
カリフォルニア州のテレビ局KCALによれば、パトリシアは1月に入ってから、ロナルドが自分の近くをうろつかないように接近禁止命令の申し立てを行っていた。パトリシアはKCALに対して、「もうこんな家なんて欲しくもない」と述べ、さらにこうつけ加えた。「売りに出して気持ちを切り替えたい。もうここには安心して暮らせない」
パトリシアは、ロナルドが怒りにまかせて自分を殺そうとしたと非難した。彼女は現在、別の人の家に滞在している。「彼がまた来ない保証はどこにもないから。あんな怒り方をする男だから、次に何をするか分からない。彼は私を殺そうとしていた。本気だった」と彼女は語った。
衝撃の瞬間をカメラに収めていた隣人のジャーニー・メガーソンは、自分をはじめ近隣住民はパトリシアを慰めようとしたと、地元テレビ局のABC7シカゴに語った。「本当に、これまで見た中で最もクレイジーな瞬間だった」と彼女は言った。「信じられないような出来事だった」