「子供に興奮する変態」と批判され...「肉体は8歳」の女性と付き合う男性の主張
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<障がいにより身体が8歳のままの女性と親密な関係になるのは「子供に興奮する変態」と批判する人に対し、彼女の人権を侵害していると主張>
実年齢は23歳だが、外見はずっと幼くみえる女性と付き合うなんて気持ち悪い――。そんなバッシングを受けた英ウェールズ出身の旅行ブロガー、ダン・スワイガート(26)が真っ向から反論した。
■【写真】見た目は8歳の子供でも、中身は23歳の大人な女性のショーナ・レイ
米ケーブルテレビ局TLCのリアリティー番組『アイ・アム・ショーナ・レイ』に主演するショーナ・レイは「8歳の子供の体に閉じ込められて」いる。23歳の今も身長は約116センチで、体重は23キロほど。成長が止まったのは、乳児のときに診断された脳腫瘍の治療の結果だ。
スワイガートとレイの「関係」が始まったのは、インスタグラムでメッセージをやり取りするようになったことがきっかけだった。米紙ニューヨーク・ポストの記事によれば、レイのリアリティー番組の第2シーズンにはスワイガートが出演し、何度かデートを楽しんでいるという。
2人はどちらも成人で、交際は双方の同意に基づくものだ。それでもスワイガートは、「子供のような見た目の女性に魅力を感じるなんて」という非難にさらされている。
そんななか、スワイガートが1月23日、インスタグラムへの投稿でレイとの交際の正当性を主張した。「僕とショーナは親しい友人同士で、今はお互いを知ろうとしている段階だ」と、スワイガートは断っている。
「でも一部の人の態度には、本当にぞっとする。彼女はいろいろなことを経験してきた。小さいときに癌を克服し、常に自分は周囲と違うと感じ、社会から(異なる)扱いを受けてきた。誰かと関係を築き、友人になる権利、人間としての権利を、なぜ彼女から取り上げたりできるのか?」
「2人には幸せになる価値がある」
障がいがあるというだけの理由で、友情や人間関係を築く権利を否定する人々がいることが信じられないと、スワイガートは言う。
この投稿を受けて、ソーシャルメディアでは「社会の一般的基準から外れる人と付き合い、友人になるのは間違っていないと示してみせた」と称賛し、支持する声が上がった。
「そのとおりだ、ダン。荒らしをする人間たちは、自分が何を言っているかも理解していない!」「大賛成! 友情をどう発展させるにしても、2人には幸せになる価値がある。あなたは素敵な人。これは素晴らしいこと」。スワイガートの投稿には、そうしたコメントが寄せられた。
レイは2人がキスをしたことは認めているが、どんな関係かはまだ定義していないという。