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英王室英国の伝統を侮辱? メーガン「ふざけたお辞儀」に大批判...キャサリンの「お手本」に脚光も
Princess Diana Curtsying Goes Viral Ahead of 'Harry & Meghan' Part II
ヘンリー王子夫妻とエリザベス女王(2018年6月) John Stillwell/Pool via Reuters
<番組でメーガン妃が再現した女王への「お辞儀」に批判殺到。ダイアナ妃やキャサリン妃の正しいお辞儀に改めて注目が集まる結果にも>
ネットフリックスのドキュメンタリー番組「ハリー&メーガン」の第1部で、メーガン妃がエリザベス女王と初めて対面した際のカーテシー(お辞儀)を大袈裟に再現して批判が集まっている。そんななか、かつてダイアナ妃やキャサリン妃が見せた「お手本」となるカーテシーの動画がネット上で拡散され、改めて話題となっている。
【動画】メーガン妃の「ふざけたカーテシー」、ダイアナ妃とキャサリン妃の「お手本」カーテシー
「ダイアナ妃の5つのカーテシー」と題された動画は、「ハリー&メーガン」の第2部が配信される直前にTikTokに投稿されると、14時間で250万回再生され、「いいね」が30万件集まった。
ヘンリー王子はドキュメンタリー番組内で、ウィンザーのロイヤルロッジで初めてメーガン妃をエリザベス女王に紹介した時のことをこう振り返った。「祖母にお辞儀をすること、そしてカーテシーが必要なことをどう説明する? 特にアメリカ人に対しては妙な感じだ」
それに対してメーガン妃は、「今になって大変なことなのだと理解し始めている。アメリカ人にはわかると思うが、『Medieval Times Dinner and Tournament』(中世風のゲームを演出する劇場型レストラン)みたいに、私はこうやってカーテシーをした」と言うと、腕を大きく広げて仰々しいカーテシーの様子を再現した。
そして、「『女王陛下にお会いできて光栄です、これでよかった?』という感じ。とても緊張した」と述べた。
伝統をばかにされてヘンリー王子も不快に?
このメーガン妃の様子が、女王を軽視しているとしてイギリス国内で反発を呼んだ。ITVニュースの王室担当エディターであるクリス・シップは、オーストラリアの番組「サンライズ」に対し、「あれを番組で使ったことに驚いた。ヘンリー王子の顔を見ても、亡くなった祖母のエリザベス女王を軽視するかのようなメーガン妃の振る舞いに、やや不快そうな顔をしていた」と述べた。
イギリスを拠点とするPRの専門家で、マーケティング会社「Go Up」のCEOであるエドワード・コーラム・ジェームズは「今回の最大の失態は、王室ではなくサセックス侯爵夫妻によるもので、恥ずべきお辞儀の真似だ」とニューズウィークに語った。「他国の文化を理解できなくても、その文化を尊重するならば許される。その文化を理解せず、ばかにしたり見下したりするのは、別の話だ」
さらに「私は中立的な立場だが、王室支持者であろうとなかろうと、女王にお辞儀をすることは英王室の伝統として深く根付いており、労働者から多くの有名人まで、皆が同じように誇りを持って行っている」とコーラム・ジェームズは指摘。「彼女はそれを嘲笑しているだけでなく、英国文化の一面を嘲笑している。そんなことが許されるのは、メーガン・マークルのような超特権階級に属する一部の人たちだ」と述べた。
メーガン妃に対する反発の余波で、キャサリン妃のカーテシーをまとめた動画もネット上で拡散。その謙虚で、女王への敬愛が感じられるカーテシーの様子に、改めて称賛が集まることとなった。