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「性的すぎる」広告批判は海外でも...高級ブランドが、子供を対象にして大炎上

2022年11月27日(日)07時05分
ビニタ・ジェイコブ

3.アディダス

アディダスUKのスポーツブラの広告は、女性の体のパーツを「モノとして扱い」「性の対象に落とし込んでいる」という苦情が殺到。これを受けて、英広告基準局は同広告を禁止した。

問題の広告は、20人以上の女性のさまざまな形やサイズの胸の写真を並べたもので、アディダスはこれについて、女性や女性の胸の多様性を表現することが狙いだったと述べた。

4.ダブ

スキンケアブランドのダブは2017年、同社のボディウォッシュを使用した黒人女性が白人女性に変身する広告を展開し、「人種差別」だと非難された。

英ガーディアン紙によれば、ダブは批判を受けてフェイスブックから広告動画を削除し、広告は「間違いだった」と認めた。

5.ニベア

ニベアも2017年、中東向けに制作した広告が差別的だと批判を浴びた。問題となったのは制汗剤「インビジブル」の広告で、後ろ向きの女性の画像に「白は純潔」という言葉が添えられたものだった。

BBCによれば、ニベアの製造・販売を行っているバイヤスドルフの広報担当は批判を受けて声明を発表。「この投稿で気分を害された全ての方に、心よりお詫びを申し上げます。広告が誤解を招くと判断し、早急に削除しました」と謝罪した。

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