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セレブスーパーモデル、ベラ・ハディッドがヌードで登場、ドレスを吹き付けられる
カンヌ映画祭に登場したスーパーモデル、ベラ・ハディッド REUTERS/Sarah Meyssonnier
<ほぼ裸の状態で現れスプレーペイントが吹き付けられたファッションショーに登場したスーパーモデル、ベラ・ハディッドがSNSで大きな話題となっている......>
アメリカのスーパーモデル、ベラ・ハディッドが10月9日、26歳の誕生日を迎え、話題になった。
ニューヨークのカジュアルな飲食店で、家族や友人が彼女の誕生日に企画したサプライズ・パーティーに現れた。パレスチナ系アメリカ人という自身のルーツから、パレスチナの旗が描かれたケーキなどを楽しみ、地元メディアに「自身のルーツを称えた誕生日を祝った」と報じられている。
父の祖国、パレスチナを支援するため声をあげる
日頃から、人権や自由を踏みにじられ紛争が繰り返されているパレスチナに対して、継続的な支援を行なっていることで知られている。デモに参加したり、パレスチナ難民を支援する組織に寄付したりし、人々が直面している残虐行為についてより多くの人々に知ってもらえるようにと自身のSNSでも頻繁に発信中だ。
1996年にアメリカ・ワシントンD.C.で生まれたベラだが、イギリスに拠点を置くアラブ系メディアの伝えるところによると、父親は1948年のイスラエル建国で居住地を追われたナクバ(大惨事)の際に、パレスチナからシリアへ逃亡してきた約70万人の難民の1人だという。その後チュニジアやギリシャなどを経て、家族と共にアメリカに渡ったと伝えられている。
>>■■【動画】ベラ・ハディッドほぼ裸の状態で現れ、スプレーペイントが吹き付けられた■■
ほぼ裸の状態で現れスプレーペイントが吹き付けられたショー
いっぽう、最近のベラ・ハディッドは、パリ・ファッションウィークで出演したコペルニ(COPERNI)のショーでも、大注目されたばかりだった。
ショーのフィナーレを飾った彼女はショーツだけ身につけ、胸を片方の腕で隠してランウェイに登場、そして、全身に「特殊な液体」のスプレーペイントが吹き付けられた。その液体はオフショルダーのミディ丈タイトドレス姿へと変化していった。最新テクノロジーを駆使したこの未来型のファッションに、観客は息を呑んで見守った。
この「特殊な液体」は、ニューヨークタイムスによると、ロンドンのファブリカン(Fabrican)社が開発した特許取得済みのスプレー式生地だという。絹や綿素材のように見えるが、触ると柔らかく弾力がありスポンジのようにでこぼこがある。でき上がったストレッチドレスは脱いで洗うこともできる。またベラが身にまとったドレスは販売不可だが、コペルニのショウルームに展示される。
ショーは、リハーサルなしのぶっつけ本番だったため、当のベラ自身は「とても緊張した」と答えた。カイリー・ジェンナーなどセレブも見守るなか行われたこのショーはSNSで大きな話題となっている。
26歳になってパリでニューヨークでと世界中で知名度が上がるベラ・ハディッド。ファッション界だけでなく政治的な発言の発信もふくめてその影響力は今後ますます大きくなっていきそうだ。
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