最新記事

香港

タワマンバルコニーでのセックス動画が拡散 36歳女性逮捕、動画投稿者も起訴の可能性

2022年6月9日(木)19時15分
佐藤太郎

Photo via Facebook

<行為に及んだ当人だけでなく、この卑猥な動画をインターネットに投稿した人も起訴される可能性...>

警察によると、香港の高層マンションのバルコニーでセックスしていた女性が逮捕された。男女が白昼堂々と一糸まとわぬ姿で行為におよぶ様子を捉えた動画がインターネットで拡散され、逮捕につながった。

事件があったのは旧香港国際空港、啓徳空港付近にある高層マンション。今週火曜日に、36歳の女性が逮捕され、相手の男性はまだ見つかっていない。水曜日の朝の時点で、市全体の警察が行方を追っていることを明かした。

女性は、条例に基づき、公共の場所または公衆の目に付く場所で体の一部を無作法に露出した「公然わいせつ罪」で、最高6か月の懲役および127ドル(約1万7,000円)の罰金が科される。

弁護士のアルバート・ルク・ワイフン氏は、「バルコニーはプライベートエリアとして解釈されますが、そこで性行為をしたり、体を無作法に露出すれば、明らかに一般の人から見えます。(動画の男女の)行為は法律に違反します」と話す。

投稿者も起訴される可能性

また行為に及んだ当人だけでなく、この卑猥な動画をオンラインに投稿した人も起訴される可能性がある。警察は積極的に捜査を進めており、この件に関してさらに逮捕者が出る可能性を示した。

動画は、近くの建物から撮影されたと考えられている。全裸のカップルがバルコニーでまぐわう様子が16秒間収められている。


<関連記事>
フランス、路上のセクハラが1万円以上の罰金対象に
赤ちゃんもレイプするペドフィリアの男たち、その罪状

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

焦点:大混乱に陥る米国の漁業、トランプ政権が割当量

ワールド

トランプ氏、相互関税巡り交渉用意 医薬品への関税も

ワールド

米加首脳が電話会談、トランプ氏「生産的」 カーニー

ワールド

鉱物協定巡る米の要求に変化、判断は時期尚早=ゼレン
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:まだ世界が知らない 小さなSDGs
特集:まだ世界が知らない 小さなSDGs
2025年4月 1日号(3/25発売)

トランプの「逆風」をはね返す企業の努力が地球を救う

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?
  • 2
    現地人は下層労働者、給料も7分の1以下...友好国ニジェールからも追放される中国人
  • 3
    一体なぜ、子供の遺骨に「肉を削がれた痕」が?...中国・河南省で見つかった「異常な」埋葬文化
  • 4
    なぜANAは、手荷物カウンターの待ち時間を最大50分か…
  • 5
    なぜ「猛毒の魚」を大量に...アメリカ先住民がトゲの…
  • 6
    アルコール依存症を克服して「人生がカラフルなこと…
  • 7
    不屈のウクライナ、失ったクルスクの代わりにベルゴ…
  • 8
    最悪失明...目の健康を脅かす「2型糖尿病」が若い世…
  • 9
    突然の痛風、原因は「贅沢」とは無縁の生活だった...…
  • 10
    「この巨大な線は何の影?」飛行機の窓から撮影され…
  • 1
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山ダムから有毒の水が流出...惨状伝える映像
  • 2
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き詰った「時代遅れ企業」の行く末は?【アニメで解説】
  • 3
    「低炭水化物ダイエット」で豆類はNG...体重が増えない「よい炭水化物」とは?
  • 4
    「テスラ離れ」止まらず...「放火」続発のなか、手放…
  • 5
    【独占】テスラ株急落で大口投資家が本誌に激白「取…
  • 6
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 7
    800年前のペルーのミイラに刻まれた精緻すぎるタトゥ…
  • 8
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大…
  • 9
    大谷登場でざわつく報道陣...山本由伸の会見で大谷翔…
  • 10
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛…
  • 1
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大爆発する機体の「背後」に映っていたのは?
  • 2
    テスラ離れが急加速...世界中のオーナーが「見限る」ワケ
  • 3
    「テスラ時代」の崩壊...欧州でシェア壊滅、アジアでも販売不振の納得理由
  • 4
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛…
  • 5
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山…
  • 6
    テスラ失墜...再販価値暴落、下取り拒否...もはやス…
  • 7
    「今まで食べた中で1番おいしいステーキ...」ドジャ…
  • 8
    市販薬が一部の「がんの転移」を防ぐ可能性【最新研…
  • 9
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦してい…
  • 10
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中