原因不明の小児性急性肝炎が急増、日本でも1例目確認
Hepatitis Outbreak Sees 17 Children Needing Liver Transplants, 1 Dying: WHO
ジョンズ・ホプキンズ大学医学大学院の教授(小児科)で、子どもの感染症治療を専門とするアーロン・マイルストーン博士は21日、本誌に次のように述べた。「現時点では、アラバマ州の子どもたちの肝障害の原因は分かっていない。一部の子どもは、小児の間で流行することが多いアデノウイルスの検査で陽性反応を示した」
CDCは声明の中でこう述べている。「(肝炎を発症した)いずれの子どもも、それまでは健康で、新型コロナウイルスの感染歴もなかった。アラバマ州の小児病院ではその後、さらに4人の子どもの肝炎とアデノウイルス感染が確認され、2021年10月から2022年2月までの症例は合わせて9件にのぼった」
WHOの発表によれば、イギリスではパンデミックの発生当初は少なかったアデノウイルスの感染例が「大幅に」増えている。
WHOは、感染の原因を特定するには、複数要因について調査する必要があると指摘。たとえば「新型コロナウイルスのパンデミック期間中にアデノウイルスがあまり流行していなかったことで、子どもたちが感染しやすい状態にある可能性や、新型アデノウイルスが出現した可能性、新型コロナウイルスとの重複感染」について、調査が必要だろうと指摘した。

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