【動画】上海のスーパーで食料めぐり男たちが「大喧嘩」、ロックダウン目前のパニック

上海のロックダウンは、市を東西に2分割して実施されている。実施期間は5日間で、市の東側の住民は3月28日から4月1日まで、西側の住民は4月1日から5日までのロックダウンが予定されている。だがロイター通信は、上海当局が西側の複数の地区について、予定の2日前からロックダウンを実施していると報じている。

それでも、ウェブサイト「アワ・ワールド・イン・データ」によれば、中国では人口の88％近くが新型コロナウイルスワクチンの接種を済ませており、中国政府はゼロコロナ政策を継続させている。

香港紙サウスチャイナ・モーニングポストの報道によれば、国家衛生健康委員会の新型コロナウイルス対応専門家チームのトップを務める梁万年は、次のように述べた。

「中国はこれまで、散発的な感染流行や一部にはクラスターも発生してきたが、急激な感染増加はみられていない。これは我々が、感染増加を抑制するための、厳しい介入措置を導入してきた成果にほかならない」