最新記事

動物

ブラシでゴシゴシされるワニが見せた「満面の笑み」

2022年3月18日(金)20時20分
若道いつき
アルビノのワニ

※動画は本文内で再生できます @jayprehistoricpets/TikTok

<アルビノのワニは目を瞑り、口を大きく開けたまま静止>

ブラシで体を掃除してもらっているワニの恍惚とした表情が面白いとして、TikTok上である動画が人気を集めている。

動画を投稿したのはジェイ・ブリューワー(@jayprehistoricpets)、米カリフォルニア州ファウンテンバレーにある爬虫類動物園の創設者だ。TikTokではワニやヘビといった爬虫類の登場する怖いもの知らずな映像を日々発信し、1700万以上のフォロワーを抱えている。

ブリューワーは冒頭、左腕で抱えた全長約1メートルのアルビノのワニ「ココナッツ」に水を垂らしてやり、ブラシで背中をゴシゴシとこすり始める。するとココナッツは目を瞑り、(どう見ても気持ちよさそうに)口を開けた状態で静止してしまった。

状況を解説しながら、ブリューワーはやんちゃな少年のようにノリノリで背中をこすり続ける。陽気なブリューワーと無警戒なワニの組み合わせがユーザーの心を掴み、(18日時点で)この動画は100万以上の「いいね」を獲得している。コメント欄には「シロコダイルだ」というジョークも見られたが、ココナッツはアリゲーターに属する。

@jayprehistoricpets Coconut has to get a bath every once in a while to stay all pretty! #nature #animals #animalsoftiktok #reptiles #alligator #crocodile ♬ Monkeys Spinning Monkeys - Kevin MacLeod & Kevin The Monkey

サウスカロライナ州ノースマートルビーチの動物園「アリゲーター・アドベンチャー」によると、アルビノのワニはメラニン色素の生成能力がないという。自分の身をカモフラージュすることができず、野生では標的になりやすい。そのため成獣になる個体は稀だ。

「彼らの皮膚は極度に敏感で、日光を浴びすぎると焼けてしまう」と動物園の職員は述べる。

今、あなたにオススメ

関連ワード

ニュース速報

ワールド

アングル:アフリカのコロナ犠牲者17万人超、予想を

ワールド

米上院、つなぎ予算案可決 政府機関閉鎖ぎりぎりで回

ワールド

プーチン氏「クルスク州のウクライナ兵の命を保証」、

ビジネス

米国株式市場=急反発、割安銘柄に買い 今週は関税政
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:日本人が知らない 世界の考古学ニュース33
特集:日本人が知らない 世界の考古学ニュース33
2025年3月18日号(3/11発売)

3Dマッピング、レーダー探査......新しい技術が人類の深部を見せてくれる時代が来た

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「若者は使えない」「社会人はムリ」...アメリカでZ世代の採用を見送る会社が続出する理由
  • 2
    自分を追い抜いた選手の頭を「バトンで殴打」...起訴された陸上選手「私の苦痛にも配慮すべき」
  • 3
    中国中部で5000年前の「初期の君主」の墓を発見...先史時代の支配者の実像とは?
  • 4
    【クイズ】世界で1番「天然ガス」の産出量が多い国は…
  • 5
    【クイズ】世界で1番「石油」の消費量が多い国はどこ…
  • 6
    エジプト最古のピラミッド建設に「エレベーター」が…
  • 7
    鈍器で殺され、バラバラに解体され、一部を食べられ…
  • 8
    白米のほうが玄米よりも健康的だった...「毒素」と「…
  • 9
    自然の中を90分歩くだけで「うつ」が減少...おススメ…
  • 10
    ピアニスト角野隼斗の音を作る、調律師の知られざる…
  • 1
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦している市場」とは
  • 2
    【クイズ】アメリカを貿易赤字にしている国...1位は中国、2位はメキシコ、意外な3位は?
  • 3
    「若者は使えない」「社会人はムリ」...アメリカでZ世代の採用を見送る会社が続出する理由
  • 4
    白米のほうが玄米よりも健康的だった...「毒素」と「…
  • 5
    うなり声をあげ、牙をむいて威嚇する犬...その「相手…
  • 6
    テスラ失墜...再販価値暴落、下取り拒否...もはやス…
  • 7
    【クイズ】ウランよりも安全...次世代原子炉に期待の…
  • 8
    【クイズ】世界で1番「石油」の消費量が多い国はどこ…
  • 9
    ラオスで熱気球が「着陸に失敗」して木に衝突...絶望…
  • 10
    テスラ離れが急加速...世界中のオーナーが「見限る」…
  • 1
    テスラ離れが急加速...世界中のオーナーが「見限る」ワケ
  • 2
    「テスラ時代」の崩壊...欧州でシェア壊滅、アジアでも販売不振の納得理由
  • 3
    口から入ったマイクロプラスチックの行く先は「脳」だった?...高濃度で含まれる「食べ物」に注意【最新研究】
  • 4
    テスラ失墜...再販価値暴落、下取り拒否...もはやス…
  • 5
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦してい…
  • 6
    がん細胞が正常に戻る「分子スイッチ」が発見される…
  • 7
    戦場に「北朝鮮兵はもういない」とロシア国営テレビ.…
  • 8
    【クイズ】アメリカを貿易赤字にしている国...1位は…
  • 9
    人気も販売台数も凋落...クールなEVテスラ「オワコン…
  • 10
    「若者は使えない」「社会人はムリ」...アメリカでZ…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中