狙われる「ウクライナ女性」難民、宿泊先提供の言葉で近付く「性犯罪者」の危険
German Police Warn Ukrainian Refugees of Possible Human Trafficking Traps
国連の発表では、2月24日にロシアが軍事侵攻して以降、ウクライナから逃れた人は200万人を超えた。移民向けにニュースと情報を提供するサイトInfoMigrantsによると、そのうち5万人がドイツに入国し、多くがベルリン中央駅を通過している。
ベルリンでは、多くの市民たちが中央駅に集まって、ウクライナ難民に対して避難先や食料などの物資を提供している。ドイツ国際公共放送ドイチェ・ヴェレが報じた動画を見ると、プラットフォームは、ドイツ語、ウクライナ語、ロシア語で書かれたプラカードを手にしたNGO職員やボランティアで混雑している。
1人が掲げているプラカードには、成人1人と子供2人の寝床があると書かれている。「ベッド3台」と書かれたものもあった。
人身売買の危険性があるとの注意喚起を受けてベルリン上院は、ベルリン中央駅の仮設宿泊施設の割り当て方法を変更中だと述べた。ベルリン上院統合・移住弁務官事務所の広報担当者はターゲスシュピーゲルに対し、民間の宿泊先提供については、中央駅向かいのワシントン広場に新設された「ウェルカム・ホール」に統合し、「より安全なシステム」を確保すると語った。
ドイツでは、強制売春は10年以下の拘禁刑で、被害者が子供なら刑期は10年以上になる。
(翻訳:ガリレオ)