ステルス・オミクロンの感染力は「1.5倍」の可能性も、知っておきたい傾向と対策
2022年2月2日(水)17時01分
ファイザーなどの口から飲む抗ウイルス治療薬も、新しい変異株ごとに変化するスパイクタンパク質とは別の部分を標的にしているので、依然として効果が期待できると、チンホンは言う。
だが、現在の抗体カクテル療法はスパイクタンパク質を標的としているため、これまでと同様の効果があるかどうか不明だという(米食品医薬品局〔FDA〕は先日、2種類の抗体薬の使用を制限した)。
■対策は?
「ブースター接種だ」と、チンホンは力説する。追加接種をすれば、現在のどの変異株に感染しても、入院せずに済む可能性が高い。
さらに人混みではマスクを着用すること。陽性反応が出た場合や、感染したかもしれないと感じたときは「ステイホーム」を心掛ける。
基本的にオミクロンの予防法はBA.2にも有効だ。とにかく、なるべく早くブースター接種を受けたほうがいい。
©2022 The Slate Group
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