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米政治なぜか盛り上がる2024年「ヒラリー再出馬」説、現実的な「勝ち目」は?
出馬はないと公言しているクリントン MICHELE TANTUSSIーREUTERS
<バイデン大統領が2期目を断念すればクリントンが再び大統領を目指すと、政治コンサルタントが指摘して注目が集まる>
ヒラリー・クリントンが2024年の米大統領選に再出馬するのでは? そんな臆測が広がっている。政治コンサルタントのダグ・ショーンらがウォール・ストリート・ジャーナル紙の論説で、バイデン大統領が2期目を断念した場合にクリントンが出馬する可能性を指摘したからだ。
だが16年の大統領選に敗れて以来、クリントンは再出馬を考えていないと常々表明してきたため、この論説は炎上。ヒラリーは17年のインタビューでも「政治への関与は終わっていない」が「現役政治家としての活動は終わった。候補者は終了だ」と語っている。
世論調査もクリントン再出馬の道のりが険しいことを示している。マサチューセッツ大学アマースト校などの昨年12月の調査では、24年の民主党候補に支持するのは、との質問にクリントンと答えたのはたった6%。バイデン(40%)やバーニー・サンダース(18%)どころか、急進左派のアレクサンドリア・オカシオコルテス議員(7%)にも及ばない。
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