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感染第6波

コロナ新規感染者が各地で急増 東京都390人など全国で3カ月ぶり2000人突破

2022年1月5日(水)18時07分
東京都が都内在住の帰国者向けに配布するPCR検査キット

新型コロナウイルスの新規感染者が国内各地で急増している。写真は東京都が都内在住の帰国者向けに配布するPCR検査キット。2021年12月、羽田空港で撮影(2022年 時事通信)

新型コロナウイルスの新規感染が国内各地で急増し、東京都の5日の感染者は390人と前日から2.6倍に拡大した。感染力の強いオミクロン株が広がり、沖縄県は新たに623人、大阪府は244人の陽性者を確認。TBSによると、全国では約3カ月ぶりに2000人を超えた。

後藤茂之厚労相は記者団に対し、「第6波が始まっているかどうか、明言して答えられる状況にはない。一部地域ではオミクロン株の感染が急速に拡大しているが、それぞれの地域の状況を見ながらしかるべく対応していく」と語った。

東京都の1日の感染者が300人台となるのは、昨年9月26日以来。前日4日の151人から大幅に増加した。


4日の225人から急拡大した沖縄県は「まん延防止等重点措置」の適用要請を検討。共同通信によると、6日に政府へ要請する。

大阪府は4日の124人からほぼ倍増。吉村洋文知事は5日午後、記者団の取材に応じ、「感染拡大のスピードはやはり速い。今後も感染拡大が進むと思う」と語った。

(青山敦子、久保信博、内田慎一、田中志保)

[ロイター]


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