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中東イラン「トランプ、法の裁きにかけなければイスラムは報復」 イスラム革命防衛隊司令官殺害から2年
イランのライシ大統領は、革命防衛隊の精鋭コッズ部隊のカセム・ソレイマニ司令官が米国によって殺害されてから2年となる1月3日、トランプ前米大統領を裁判にかけなければ報復すると警告した。ソレイマニ司令官の写真と市民、テヘランで撮影(2022年 ロイター/Majid Asgaripour/WANA (West Asia News Agency) via REUTERS)
イランのライシ大統領は、革命防衛隊の精鋭コッズ部隊のカセム・ソレイマニ司令官が米国によって殺害されてから2年となる3日、トランプ前米大統領を裁判にかけなければ報復すると警告した。
ソレイマニ司令官は2020年1月3日、トランプ大統領(当時)の命令によるドローン攻撃でイラクで殺害された。
ライシ大統領は演説で「トランプとポンペオ(前米国務長官)を暗殺罪で公平な裁判にかけなければ、イスラムは報復するだろう」と表明。
「当時の米大統領は裁判にかけられ(イスラムの)懲罰法によって裁かれ、神の裁きを受けなければならない」と述べた。
イラン国営テレビによると、検事総長はソレイマニ司令官殺害について米国籍の74人を含む127人の容疑者を特定し、9カ国の当局と連絡を取り合っていると語った。
イラン政府は2日、国連安全保障理事会に書簡で、司令官殺害について米国とイスラエルの責任を追及するよう要請したとされる。
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