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感染症対策仏、オミクロン株の感染拡大でコロナ規制を強化 都心部の屋外でマスク着用を義務付け
フランスのカステックス首相は新型コロナウイルスのオミクロン変異株による感染拡大を受け、ワクチン接種完了から追加接種(ブースター接種)までの期間を4カ月から3カ月に短縮すると発表した。ただ、大晦日に夜間外出禁止令を出さない方針を示した。写真は4月28日、記者会見するカステックス首相(2021年 ロイター/Gonzalo Fuentes)
フランスのカステックス首相は27日、新型コロナウイルスのオミクロン株による感染拡大を受け、ワクチン接種完了から追加接種(ブースター接種)までの期間を4カ月から3カ月に短縮すると発表した。ただ、大晦日に夜間外出禁止令を出さない方針を示した。
27日から3週間にわたり、全ての公共での集会は屋内で2000人、屋外で5000人に制限する。また、映画館内や長距離移動中の飲食が禁止されるほか、可能な限り週3日以上の在宅勤務が義務付けられる。
都心部の屋外では地方自治体の権限下でマスク着用を義務付ける。
政府が計画しているワクチンパスに関しては、議会が法案を承認すれば1月15日から実施する。
バーやレストランでの飲食は立食ではなく着席が義務付けられる見通し。一方、学校は予定通り1月3日から再開されるとした。
フランスの人口10万人当たりの週間の感染者数は700人を超え、過去最多水準となっている。
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