オミクロン株は乳幼児へ高いリスクもたらす? 南アフリカで2歳以下の入院目立つ
ツワネ市都市圏があるハウテン州は、過去1カ月でインフルエンザの感染者も増加している。フォン・ゴットベルク氏は「われわれは非常に慎重になり、他の呼吸器疾患や病気に目を向けた上で、子どもが入院している理由を解明しなければならない。入院に際して検査は行われたのか、あるいは予防的措置だったのか」と指摘した。
NICDの科学者らは、体調が悪くなった乳幼児を持つ親はすぐに病院に駆け込む半面、他の年齢の人々はそれほど急いで来院しない違いもあるとみている。
より多くの情報が得られる時期は
NICDは、子どもの入院に関する報告書を準備中で、今週中に人々が入手できるはずだと述べた。
世界保健機関(WHO)は1日、オミクロン株の感染力について数日中にデータが得られるとの見通しを表明。しかし科学者らは、オミクロン株の実体をより把握するには2─4週間かかる可能性があるとみている。
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