最新記事

動物

カモメを水中に引きずり込むカワウソの衝撃映像

2021年10月22日(金)19時30分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部
カワウソ

見た目によらず、したたかなカワウソ(写真はイメージです) Rawlinson_Photography-iStock

<「れっきとした肉食動物」の一面を披露>

カワウソといえば、手をつないで眠る姿や、ふわふわのお腹を思い浮かべる人が多いだろう。

そんな愛らしいカワウソがカモメを急襲し、水中に引きずり込む動画がソーシャルメディア上で話題となっている。この衝撃的な映像は、カナダのTikTokユーザー@zachthefishermanがシェアしたものだ。彼は普段、釣った魚の映像をシェアしている。

動画には、桟橋のようなところで数人が楽しそうに談笑しながら水中のアザラシを観賞する様子が映されている。すると突然カワウソが現れ、強力なあごで水面のカモメを素早く捕らえる。瞬く間に水中へと引きずり込み、そのまま泳ぎ去っていった。

@zachthefisherman

When otters attack #fyp #otter #seagull #seal #nature

Jaws - Main Theme - M.S. Art

この投稿は、公開して1週間で60万以上の再生回数を記録。

ザリガニやカエルも食べる

カワウソは魚だけでなく、小型哺乳類も食べる肉食動物だ。

Mammal.orgによると、鳥がカワウソの餌になるのは珍しいことではなく、不自然ではないという。

「カワウソは魚、特にウナギやサケ科の魚を食べ、特定の時期にはザリガニを食べることもある。またネッタイバンやカモなどの水鳥を捕獲することも。春にはカエルが重要な食料となる」

そうは言っても、この映像に対するユーザーの反応は驚きと恐怖に溢れたものとなっている。

「どうして私はカワウソが草食、もしくは小さな魚しか食べないものと思っていたんだろう」

「このTikTokはM・ナイト(シャマラン)が監督したんだよ」

「カワウソは悪魔だけど、ちょっとかわいい」

他方で、撮影しながら愉快そうに笑う撮影者に興味を持つユーザーも。

「カモメの殺害を目撃した後の、なんとも不気味でカジュアルな笑い声...」

投稿主は映像での自らの振る舞いについて、TikTok上で次のようにコメントしている。

「僕は本当に鳥が嫌いなんだ」

これに対し、一部の釣り人と思われるユーザーから賛同のコメントも寄せられている。

今、あなたにオススメ

関連ワード

ニュース速報

ビジネス

フォード、第2四半期利益が予想上回る ハイブリッド

ビジネス

NY外為市場=ドル一時155円台前半、介入の兆候を

ワールド

英独首脳、自走砲の共同開発で合意 ウクライナ支援に

ビジネス

米国株式市場=S&P上昇、好業績に期待 利回り上昇
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:世界が愛した日本アニメ30
特集:世界が愛した日本アニメ30
2024年4月30日/2024年5月 7日号(4/23発売)

『AKIRA』からジブリ、『鬼滅の刃』まで、日本アニメは今や世界でより消費されている

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 2

    医学博士で管理栄養士『100年栄養』の著者が警鐘を鳴らす「おばけタンパク質」の正体とは?

  • 3

    「誹謗中傷のビジネス化」に歯止めをかけた、北村紗衣氏への名誉棄損に対する賠償命令

  • 4

    心を穏やかに保つ禅の教え 「世界が尊敬する日本人100…

  • 5

    マイナス金利の解除でも、円安が止まらない「当然」…

  • 6

    NewJeans日本デビュー目前に赤信号 所属事務所に親…

  • 7

    ケイティ・ペリーの「尻がまる見え」ドレスに批判殺…

  • 8

    ワニが16歳少年を襲い殺害...遺体発見の「おぞましい…

  • 9

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた…

  • 10

    イランのイスラエル攻撃でアラブ諸国がまさかのイス…

  • 1

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なない理由が明らかに

  • 2

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価」されていると言える理由

  • 3

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた「身体改造」の実態...出土した「遺骨」で初の発見

  • 4

    「世界中の全機が要注意」...ボーイング内部告発者の…

  • 5

    ハーバード大学で150年以上教えられる作文術「オレオ…

  • 6

    医学博士で管理栄養士『100年栄養』の著者が警鐘を鳴…

  • 7

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士…

  • 8

    NewJeans日本デビュー目前に赤信号 所属事務所に親…

  • 9

    「たった1日で1年分」の異常豪雨...「砂漠の地」ドバ…

  • 10

    「毛むくじゃら乳首ブラ」「縫った女性器パンツ」の…

  • 1

    人から褒められた時、どう返事してますか? ブッダが説いた「どんどん伸びる人の返し文句」

  • 2

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 3

    88歳の現役医師が健康のために「絶対にしない3つのこと」目からうろこの健康法

  • 4

    ロシアの迫撃砲RBU6000「スメルチ2」、爆発・炎上の…

  • 5

    バルチック艦隊、自国の船をミサイル「誤爆」で撃沈…

  • 6

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 7

    ロシアが前線に投入した地上戦闘ロボットをウクライ…

  • 8

    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…

  • 9

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価…

  • 10

    1500年前の中国の皇帝・武帝の「顔」、DNAから復元に…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中